出版社内容情報
がん闘病後の日々を綴る再生エッセイ
何度でも 復活しよう そうしよう
抗がん剤治療によって経験した「毛のない生活」は、
私に新たな生き方をもたらしてくれた。
「もう振り返らない、立ち直らねば」
私の再出発への日々が始まった――。
話題作『毛のない生活』から2年。実家に戻り闘病後の生活を送っていた著者は、自らの名前・ミルコのルーツにもなっているロシアへと「再生の旅」に出ることを決意する。
弱い体に鞭打って、極寒のシベリア、先住民族・ウデヘの住む村と「毛皮のために命を狙われた獣」クロテンを追う中で、著者は「人間と自然」、「人間と動物」の本当の関係に思いを巡らせる。
今を懸命に生きるすべての人に捧げる書き下ろしエッセイ。
【編集担当からのおすすめ情報】
「再生の旅」で思ったこと、感じたことを、飾らずにそのまま真っ直ぐ綴ったこのエッセイには、「明日も頑張ろう」「もうちょっとやってみよう」と思わせてくれる強い言葉がたくさん散りばめられています。読めば「前を向く勇気」がわく一冊だと思います。
内容説明
抗ガン剤治療によって経験した「毛のない生活」は、私に新たな生き方をもたらしてくれた。「もう振り返らない、立ち直らねば」私の再出発への日々が始まった―。ガン闘病からの本格始動エッセイ。
目次
日本から出る(ロシア語の名前;「ソ連」だった時代;ロシアとクロテンと私 ほか)
クロテンを追って(真冬のハバロフスク;消えたクロテン;ウデヘとの出会い ほか)
毛のある地球(殺しながら生きる;タイガでデート;「つぎのひと、くる。」 ほか)
著者等紹介
山口ミルコ[ヤマグチミルコ]
1965年東京都生まれ。二十年に亘り出版社で働く。プロデューサー、編集者として、文芸から芸能まで幅広いジャンルの書籍を担当し、数々のベストセラーを世に送り出した。2009年、出版社退社後に乳ガンが発覚。その闘病記『毛のない生活』が、2012年にミシマ社より出版された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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小豆姫
やよい
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