トラオ―徳田虎雄 不随の病院王

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093798280
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

難病ALSを患った不随の病院王の本格評伝

日本一の病院帝国を築きあげた徳洲会理事長・徳田虎雄氏が、いま己の「生」と向き合っている。ALS(筋委縮性側索硬化症)とは身体を動かす神経系が壊れ、全身の筋肉が縮んでいく難病である。
02年春に同病を患った徳田氏は、もはや全身の自由が利かない。それでも眼球の動きで文字盤を追いながら、部下に指示を与える。ぎょろり、ぎょろりと眼を動かしながら、こう語るのだ。「これからがじんせいのしょうぶ」――。
事実、現在も全国66病院を含む約280の医療施設の経営を担い、その集票力から政界にも強い影響力を保持している。徳之島(鹿児島)への米軍飛行場移設案が盛んに論議された2010年には、徳田氏の動向がメディアでも注目された。
徳洲会設立から26年――。日本医師会と激しく対峙し、歯に衣着せぬ言動から、”奄美のハブ”と称された徳田氏はいま何を思うのか。
壮絶な闘病生活への密着、故郷・徳之島の現地ルポ、盟友・石原慎太郎氏へのインタビューなどの取材を通じて、ジャーナリスト・青木理氏が描く”不随の病院王”の本格評伝。
2011年4月から計8回連載された、週刊ポスト掲載時には、読者から大きな反響が寄せられた。

内容説明

男の名は、徳田虎雄。1938年生まれ。元自由連合代表。衆院議員を計4期務めた医療法人・徳洲会の理事長。「年中無休、24時間オープン」を旗印とし、一代にして全国66病院を含む280余の医療施設を擁する病院帝国を築き上げた。しかし2002年春―。徳田は、ALS(筋委縮性側索硬化症)を発病し、現在、文字通りの死闘を続けている。ALSとは身体を動かす神経系が壊れ、全身の筋力が失われていく難病である。

目次

1 ALSとの「死闘」
2 「基地移設」に揺れた島
3 「差別」と「極貧」の少年時代
4 「保徳戦争」の全貌
5 病院王に群がる政治家たち
6 日本医師会との「相克」
7 「徳田イズム」を体現する二人の医師

著者等紹介

青木理[アオキオサム]
1966年、長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、共同通信に入社。東京社会部、ソウル特派員などを経て06年からフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

135
中々面白い内容で最後まで一気に読めた。徳田虎雄と言う1人の人間の生き様が分かって改めてめちゃくちゃな生き方をしてるなぁと思った。しかしその裏では患者を救いたいという意志の強さを感じられた。2014/02/07

遥かなる想い

91
徳洲会理事長 徳田虎雄のノンフィクションである。「年中無休、24時間オープン」の 徳洲会を立ち上げ、ALSにより 政界を 引退し 闘病を続ける徳田虎雄とは いかなる 人物なのか?医療改革に邁進する徳田虎雄のパワーは凄まじい。政治の世界に 関わらなければどうなったのかという 思いは強いが、ひとりの不屈の男の物語だった。2022/06/17

しーふぉ

18
日本最大の医療法人を1代で築き上げ、ALSの難病と闘う徳田虎雄。子供の頃に弟を亡くし、離党医療を何とかしなくちゃいけないという使命感が突き動かす。買収選挙で汚い名前もあるが、離島での病院経営にもっとスポットを当てて欲しかった。2017/09/04

フクミミ

9
最近よく耳にするALSだが、こんなエネルギーの塊のような人でもこの病に襲われるとは。 2015/02/18

むっちょむ

8
最近のニュースで気になった人だったので読んでみた。トラオさんの熱気というか、毒気というか、本からもびんびん伝わってくる。いつも時間に追われていて「信号は、黄色はすすめ、赤は気をつけてすすめと思っていた」くだりには吹き出した。この人は良いことも悪いこともした人なのだろうが、この人のおかげでたくさんの病院が出来て、たくさんの命が救われたことも事実なんだと思う。2013/12/23

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