トラオ―徳田虎雄 不随の病院王

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093798280
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

男の名は、徳田虎雄。1938年生まれ。元自由連合代表。衆院議員を計4期務めた医療法人・徳洲会の理事長。「年中無休、24時間オープン」を旗印とし、一代にして全国66病院を含む280余の医療施設を擁する病院帝国を築き上げた。しかし2002年春―。徳田は、ALS(筋委縮性側索硬化症)を発病し、現在、文字通りの死闘を続けている。ALSとは身体を動かす神経系が壊れ、全身の筋力が失われていく難病である。

目次

1 ALSとの「死闘」
2 「基地移設」に揺れた島
3 「差別」と「極貧」の少年時代
4 「保徳戦争」の全貌
5 病院王に群がる政治家たち
6 日本医師会との「相克」
7 「徳田イズム」を体現する二人の医師

著者等紹介

青木理[アオキオサム]
1966年、長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、共同通信に入社。東京社会部、ソウル特派員などを経て06年からフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

難病ALSを患った不随の病院王の本格評伝

日本一の病院帝国を築きあげた徳洲会理事長・徳田虎雄氏が、いま己の「生」と向き合っている。ALS(筋委縮性側索硬化症)とは身体を動かす神経系が壊れ、全身の筋肉が縮んでいく難病である。
02年春に同病を患った徳田氏は、もはや全身の自由が利かない。それでも眼球の動きで文字盤を追いながら、部下に指示を与える。ぎょろり、ぎょろりと眼を動かしながら、こう語るのだ。「これからがじんせいのしょうぶ」――。
事実、現在も全国66病院を含む約280の医療施設の経営を担い、その集票力から政界にも強い影響力を保持している。徳之島(鹿児島)への米軍飛行場移設案が盛んに論議された2010年には、徳田氏の動向がメディアでも注目された。
徳洲会設立から26年――。日本医師会と激しく対峙し、歯に衣着せぬ言動から、”奄美のハブ”と称された徳田氏はいま何を思うのか。
壮絶な闘病生活への密着、故郷・徳之島の現地ルポ、盟友・石原慎太郎氏へのインタビューなどの取材を通じて、ジャーナリスト・青木理氏が描く”不随の病院王”の本格評伝。
2011年4月から計8回連載された、週刊ポスト掲載時には、読者から大きな反響が寄せられた。