出版社内容情報
「後南朝の末裔たちの“もう一つの皇室”ルポ」「源平と武士の誕生」「日本人のケガレ思想と差別」が主なテーマ。さらなる増ページでパワーアップをはかり、写真・イラスト・地図・年表・系図などを多用して、逆説史を紹介。
内容説明
“武士とは何者で、なぜ生まれたのか”を検証した”武士を誕生させたケガレ思想を徹底解明”、日本人の防衛意識を決定付けた『蒙古襲来と日本人のカミカゼ信仰』など、“井沢史観”を豊富な写真、図版でわかりやすく解説する。
目次
巻頭特集 日本人の歴史観を覆す!何が「皇統の分裂危機」をもたらしたのか―奥吉野に中世から伝わる「後南朝の秘儀」を特別公開
第1章 平氏政権を崩壊させた平清盛の大誤算―なぜ奢れる武家政治はわずか二十六年で潰えたのか
第2章 源頼朝「奇蹟の逆襲」と武家政権の誕生―「流罪人」から征夷大将軍として鎌倉幕府を樹立した逆転劇
第3章 源義経vs木曽義仲「平家滅亡」への戦い―合戦に革新をもたらした二人の天才戦術家の実像に迫る
第4章 「朝敵」奥州藤原氏の興亡と義経の命運―中尊寺金色堂に安置された「四体のミイラ」の謎
第5章 「武士」を誕生させたケガレ思想を解明―血を忌避した王朝貴族たちの「差別」意識の深層
第6章 鎌倉幕府&坂東武士vs朝廷の最終戦争―源氏将軍の断絶後に政権を握った北条一族の策謀
第7章 蒙古襲来と日本人のカミカゼ信仰―執権北条時宗が対峠した“史上最大の国難”は何をもたらしたか
第8章 皇統の危機!後醍醐天皇と南北朝の悲劇―足利尊氏、楠木正成、新田義貞ほか名将たちの生き様を追う
第9章 天皇になろうとした「日本国王」足利義満―貴族社会を震撼させた室町幕府「天皇家乗っ取り計画」の全貌
第10章 京都炎上!応仁の乱と戦国時代の幕明け―傭兵軍団「足軽」「疾走の徒」が活躍した中世最大の動乱
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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