激動の現代史五十年―国際事件記者が抉る世界の内幕

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  • サイズ B6判/ページ数 439p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093796293
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C0031

出版社内容情報

"国際事件を最前線で追い続けた""秘史証言"" "

 ベトナム戦争報道でのハノイ一番乗り、アイゼンハワー大統領独占インタビュー、スカルノ大統領単独会見をはじめ、国際事件報道で数々のスクープを放った大森実氏が、50年間のジャーナリスト体験をすべて明かした“秘史証言”である。敗戦直後の自衛隊創設・日米交渉秘話、ダレス国務長官の反共封じ込め戦略、フルシチョフのスターリン批判、日米安保改正とアイク来日中止の内幕、一触即発のキューバ危機とケネディの大統領声明、北爆下のハノイ潜入とベトナム戦争報道など。スクープ合戦の裏話は、それ自体が歴史証言として貴重だが、イラク戦争に至るまでの50年間を通してアメリカを視座の中心に据えた体験録は、まさに時宜を得たアメリカ論、日米関係論ともいえる。

内容説明

「東西冷戦」「ベトナム戦争」から「イラク空爆」まで国際スクープ記者が今、すべてを綴った。

目次

日米「自衛隊創設交渉」秘話
マッカーシーの魔女狩り
チャーチルの「鉄のカーテン」、そしてアジアの核危機
吉田茂、最後の訪米工作
ダレスの「反共」世界戦略
憲法起草の内幕と重光外相の安保交渉
世界初の原子炉取材スクープ
鳩山一郎の日ソ交渉と国内政治暗闘
フルシチョフのスターリン批判
藤山愛一郎外相のアラブ民族主義支持〔ほか〕

著者等紹介

大森実[オオモリミノル]
ジャーナリスト。元・毎日新聞外信部長。1922年、神戸市生まれ。1945年、毎日新聞大阪本社に入社。ニューヨーク支局長、ワシントン支局長を経て、1962年、外信部長。ベトナム戦争報道でライシャワー駐日大使から抗議を受けたことが原因で、1966年、退社。大森国際問題研究所設立、週刊新聞「東京オブザーバー」を創刊した。以後、フリー・ジャーナリストとして活躍。UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)の常任理事と歴史学部教授を勤務めた。現在カリフォルニア州に存在。UCLA国際ジャーナリスト賞、ボーン・上田国際記者賞、日本新聞協会賞、ギャラクシー賞(TV)等を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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okadaisuk8

1
毎日新聞の超大物元特派員の戦後間もない時期にワシントンへ渡ってからの回想録。とにかく出てくる人物が国内外とも大物ばかり。取材をもとにした、日本は本当の意味で米国から独立しているのだろうか、有事に米国は本当に日本を守ってくれる仕組みになっているだろうかという問いかけは非常に重い。2024/11/30

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