出版社内容情報
話題の新感覚派官能小説。主人公のテレビ局ディレクター・森本祐介と、彼が出会った8人の美女たちとのアブナイ戯れを、女性心理を巧みに折り込んで描いていきます。リアリティのある情景描写、官能描写は小説界に新たな旋風を呼んで注目されています。
主人公のテレビ局ディレクター・森本祐介と、彼が出会った8人の美女たちとの秘め事をエロティックに描写。男には分からない女性心理を巧みに描いていきます。また、リアリティのある情景描写、官能描写は読む者を飽きさせません。因みに、女性の名前は全て「自然」に関して付けられています。著者・郷田深司氏は、某大型賞を受賞した気鋭のライターで、週刊誌等の風俗ライター、青年コミック誌の原作者としても活躍。「追憶の楽園」は、ありがちな設定、凡庸な表現を極力避け、官能小説界に新たな旋風を呼んで文壇からも注目されています。 本書は『週刊ポスト』に人気連載された、新感覚派官能小説「追憶の楽園」を単行本化したものです。
内容説明
森本祐介、34歳。札幌の男子高から北関東の国立大学に進み、さくらテレビにアナウンサーとして入社した。その後、ディレクターに転身。今はニュース番組を担当している。その番組のアシスタントキャスターは、元レースクイーンの翔子。彼女とは、互いに気が向いたときだけに寝る関係だった。そんなある日、入社3年目の人気女子アナ・橘こずえが番組で使ってくれと、祐介に頼みこんできた。一度は断わった祐介だったが、その後、彼女が自宅マンションに来ることになり…。