内容説明
中越沖地震で全国の自動車生産が休止!被災部品メーカーが初めて明かした8000人の応援部隊と奇跡の生産再開ほか、経営トップから技術者まで21人の至宝の感動証言。
目次
トヨタウェイ―モノ作りの「カイゼン」を忘れず蓄えた力 トヨタ自動車
サステイナブルの3本柱―新たな社会的使命こそが先進力 トヨタ自動車
ピストンリング―8000人もが震災復旧支援の熱き人間力 リケン
フォークリフト―徹底したトヨタイズムで築き上げた競争力 豊田自動織機
シリコン超小球―爆発事故が生んだ粉で世界席巻の開発力 アドマテックス
イタイプー発電所―世界最大ダム工事に緊急出動のチーム力 土木コンサルタント(在ブラジル)
新宿駅南口大工事―大JR駅頭上で進む耐震補強の大計画力 国土交通省東京国道事務所
巨大クレーン船―爆沈工作船引き揚げや震災復旧での機動力 吉田組
リニア新幹線―時速500キロで地球12周半走行した挑戦力 JR東海
医用顕微鏡アーム―天皇訪問も受けた小企業の絶えぬ発想力 三鷹光器〔ほか〕
著者等紹介
山根一眞[ヤマネカズマ]
ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。日本をGDP世界第2位の国にした工業技術の現場証言集「メタルカラーの時代」は、週刊誌で1991年4月~2007年8月まで16年余(784回連載)にわたり、モノ作りの幅広い理解に尽力。その貢献に対し1998年、東京クリエーション大賞で個人初の大賞。連載終了後、単行本を中心に取材・執筆活動を再開した。30年以上のアマゾン取材が原点の環境問題でも精力的な仕事を続け、温暖化危機克服や生物多様性を訴える講演は500回を超える。2005年愛知万博では「環業革命」と「生物多様性」をテーマとする愛知県の2館をプロデュース。中央教育審議会専門委員、宇宙航空研究開発機構嘱託、同宇宙科学研究本部客員教授、日本生態系協会理事、福井県文化顧問、大宅壮一文庫評議員。「北九州市マイスター」「ものづくり日本大賞青少年部門」「日経ものづくり大賞」「DIMEトレンド大賞」など選考委員。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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K
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