正しい精神科のかかり方―ひとりで悩むのはやめよう

正しい精神科のかかり方―ひとりで悩むのはやめよう

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093791410
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

神戸の小学生殺人をみるまでもなく近年、心、脳の病いが周囲に知られぬまま発症しているケースが多々あります。本書は著者が体験的に知りえた精神科医にかかるためのノーハウをガイドする今日的ニーズを満たす一冊。

 現在、精神科の医療を必要としている人は、100万人以上といわれている。一般に「心の問題」とされている中高生の引きこもりのなかにも、精神病を原因とする潜在患者の人たちがかなりいるはずである。このような場合、巷にあふれる「こころの○○」の関係の本を読みあさってもなにもわからないのが現状です。本人はもとより周囲の家族や友人たちにとってこれは絶望的な状態といえます。家族に精神の病いにかかった者を持つ著者が、体験的にかつ切実な問題として足で歩き、精神科医の門戸をたたき続けた。本書は、その結果知りえたノーハウを具体例をもとに書き下ろしたガイドブックである。 「どのような時に精神科にかかるか?」から「治療の受け方」まで今日的なテーマを詳細にわたって情報提供します。従来、不治の病いとして隔離収容されていた現実は大きくかわろうとしています。近年医学の発達により、回復可能な病気であり、地域社会のサポートさえあれば十分一般社会で生きていける病気となりました。知識がないためにいたずらにめげたり、絶望したりすることはないのです。まさに、ひとりで悩むことはありません。風邪を直すように、病いになればすぐ精神科の戸をたたくことです。

内容説明

著者自身が体験した試行錯誤をもとに書いた精神病院利用法。本書には、精神医療を上手に利用するために、我々が知っておいたほうがいい基礎的な情報が書いてある。

目次

プロローグ 精神の病気をどう考えるか
第1章 精神科で治療する病気
第2章 まず相談窓口を訪ねよう
第3章 医療機関の特徴を知る
第4章 いい精神病院を選ぶ
第5章 現場で精神医療を支える人々
第6章 治療のプロセス
第7章 精神科に入院すること
第8章 精神科救急
第9章 精神科リハビリテーション
第10章 児童精神科
エピローグ 精神医療の背後にあるもの

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