出版社内容情報
(井上喜久男)
窯業史の上から中世窯の始まりは平安時代末12世紀にさかのぼる。壷、甕、擂鉢の三器種が主製品であり、農業生産活動と密接なかかわりがあった。本書では従来の六古窯の分類でなく、須恵器系窯と瓷器系窯(灰釉陶器)系に分類、各窯の名品を紹介する。また「地肌にみる中世陶の項では、備前、瀬戸など12の代表的な中世陶の地肌をクローズアップ分析し陶芸のよりよい理解に資した。
(井上喜久男)
窯業史の上から中世窯の始まりは平安時代末12世紀にさかのぼる。壷、甕、擂鉢の三器種が主製品であり、農業生産活動と密接なかかわりがあった。本書では従来の六古窯の分類でなく、須恵器系窯と瓷器系窯(灰釉陶器)系に分類、各窯の名品を紹介する。また「地肌にみる中世陶の項では、備前、瀬戸など12の代表的な中世陶の地肌をクローズアップ分析し陶芸のよりよい理解に資した。