内容説明
BE-PAL連載「ゲンキな田舎!」の単行本。きれいに育てた葉っぱを料亭などに卸して年商2億円稼いでいるおばあちゃんなど25の成功例を紹介。
目次
全国1万2千か所―予想以上に儲かる「農産物直売所」
年商2億5千万円―葉っぱを売って町長より稼ぐおばあちゃん
年商35億円―客の7割がリピーターという“農のDL”
年間来訪者70万人―かや葺き屋根をブランドにした村
客室稼働率97%―「客を呼びたかったら雑木を植えなさい」
醸造認可第1号―どぶろく解禁で農家民宿に千客万来
年間来訪者2千人―“看板のない料理店”に人が集まる
年間来訪者1万人―インストラクターはおじいさん、おばあさん
普及率15倍―原油高騰!木質ペレットストーブが熱い
電力自給率185%―風が吹けば田舎が儲かる〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
7
料理の傍らに添える、季節を感じる「つまもの」。最初は、そんなもの儲かる訳がない、と思われていた葉や花が、大きな収入源に。でも、その裏には、沢山の苦労があった訳ですね。しかしながら、本気でアイデアを出し、やる気、根気を育てれば、思わぬビジネスチャンスが転がっているよ、と言う実例が掲載されています。極寒の地方での雪の利用法、山村留学、ご当地ブランドなど、中には私が知っているものもありました。これからも、思わぬ、びっくり!が沢山増えていくといいなあ、と思います。2014/08/30
壱萬参仟縁
4
つまものの潜在可能性を開花させたおばあちゃんの凄さ。全国7~8割のシェア(27ページ)。こんなもん、どうせ無理、の後向き発言を見事に裏切ったのだ(36ページ)。葉っぱビジネスに留まらず、全国の先行、成功事例が数多く紹介されている。「流通に隷属する限り中山間地域の農業の発展はない」(117ページ)。フードシステムの川中が長過ぎて中間マージンが多いので消費者が高いものを買わされている。インフレなら余計に。厄介な雪を循環させるしくみが上越にある(134ページの図)。建設業の農業進出は2→1次で6次産業化に期待。2012/12/30
Changsoo Lee
0
なかなか忠実に記憶法/タイムマジック実践できん。 時折読み込んでしまう。 はっぱ 株式会社いろどり横石知二 一万件営業、自前で料亭食べ歩き。さすがにただのアイデアじゃないんだなとは思う。 さすがにインフラ整備にはプロが入ったのかな? 企画集団ラブリー金木 角田周 正気の沙汰でない 正気の沙汰でないって言われたい。ってのはおれの価値観のひとつだと認識した。やや残念でもあるが。昔からこうなのか、そうなりたいが高じてこうなったのか。 けっこうつなわたり、偶然に助けられることもある(初日が晴れたのに、参加した俳優2015/05/28
Shinya Kusakabe
0
『自然が好きでどこに住んでも月20万円稼ぐ技能をもっていれば、 田舎では都会の60万円ぐらいの暮らしができる』どす。 2012/12/08
raincian
0
農業関連産業での成功例を数多く載せている。事業へのバイタリティか独特で天性のセンスを持った成功者達のお話。夢がある一方で、どの仕事も大変さは変らないのだと感じさせてくれる本。2011/08/22