内容説明
早暁起床。仕掛けたエビ筒を上げに行く。夜が明けて二時間は周囲の山はまだ夜の続きで、ヒグラシの音に包まれている。日照りが続き、川の水は少ない。生温かい川に入ると、ぼくは瞬時に少年時代に戻り、ニヤリとした。
目次
序章 正しい「川ガキ」の育て方
第1章 人生を広げる旅(自由の味;春の“自給自足”生活 ほか)
第2章 喜劇的な風景(北海道の夏;子供のタテ社会 ほか)
第3章 自然の治癒力(素潜りを覚えた娘たち;魚捕りは冬に限る ほか)
第4章 朝メシ前の川漁(日和佐川の川開き;いい川にはいい川ガキが棲む ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イボンヌ
4
嘆き節だけでなく、川ガキを育てることを楽しんでる様子が伝わります。本当に日本の自然がすきなんだなぁ。2016/11/12
昭和っ子
2
こんな体験が、今からますます大事になって来る予感がするものの、我が子にはあまりこういう体験はさせてやれなかったなーと思う。「川ガキ」の特長に「魚を見たら食べたいと言う」というのがあり、頼もしい。せめて我が子に魚のさばき方は仕込んでやりたい。(かく言う私もあまり上手ではないのですが。)2012/05/08
joyjoy17
2
いやー、これだけの良書に既読者がいないなんて。久々に野田さんの本を手にしましたが、相変わらずいいですね。川ガキたちがもっと増えるといいですね。2010/10/16
ひっこ
1
ふるさとの四万十川が出てきて、子供達が遊ぶ様子に、昔の自分を思い出した。2020/08/21
Anaje
0
この本は、18登録しかない(2017.03.13現在) なんか楽しいな2017/03/13
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- 和書
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