出版社内容情報
川漁師・弥太さんが語る「川」の読み物図鑑。
「川」で遊ぶ子供がいなくなった、といわれる現代、都会っ子にも田舎の子にも、川漁師・弥太さんの語りが川遊びの楽しさを蘇らせてくれます。「漁の知恵」を学び「生き物」に触れ合う読み物、絵や写真が豊富な図鑑。
内容説明
仁淀川と、そこにすむ生き物にとてもくわしい宮崎さんは、まわりから「弥太さん」としたわれ尊敬されている。大学の研究者から、魚を観察するのに最適な時期や場所を教えてほしいとたのまれることがあるし、最近は川の勉強会や、周辺にある学校の授業にも呼ばれるようになった。弥太さんは、今やだれもが認める仁淀川の校長先生である。本書では、川漁師という仕事、仁淀川の環境、魚たちの習性と川遊びに役立ちそうなコツを弥太さんに語ってもらった。
目次
1時間目 川漁師ってどんな仕事?
2時間目 弥太さんの職場・仁淀川
3時間目(川の魚と知恵くらべ;川の遊び相手たち)
4時間目 さあ、川へ行こう!
著者等紹介
宮崎弥太郎[ミヤザキヤタロウ]
昭和8年生まれ。中学校を卒業すると同時に、漁師として仁淀川で働きはじめた。この流域では数少ない現役の川漁師。生き物の習性や、自然全般に通じた川の生き字引的な存在として、一目おかれている。高知県越知町在住
かくまつとむ[カクマツトム]
昭和35年生まれ。遊び、自然環境、手工業の分野で、取材やインタビューをしているライター(記者)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。