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出版社内容情報
夢と挫折、ドラムと歌の物語
いまも輝きを放ち続けるアーティスト、稲垣潤一。2013年に出版された最初の自伝的小説『ハコバン70's』は故郷の仙台でバンド活動をしていたころを描いたものだが、今回は舞台を東京に移し、デビュー前のつらいドサ回り生活と、メジャーデビューが決まってからの、あわただしくも充実した日々を描く。
ベトナム帰りの荒くれ米兵、傷害事件が起きても、直後には何ごともなかったように日常を取り戻す新宿歌舞伎町、マネージャーによるギャラ持ち逃げ事件などドサ回り時代の悲惨な話から、メジャーデビュー後、初めて出演した「夜のヒットスタジオ」で起きた大トラブル、「ドラマティック・レイン」を作詞した秋元康との逸話、「ロング・バージョン」を生んだ湯川れい子とのエピソードなどが余すところなく描かれる。
とくに音楽業界の裏側や名曲誕生秘話などは必見!
【編集担当からのおすすめ情報】
マニアックな音楽の話や、芸能界の裏話が随所にちりばめられており、稲垣ファンならずとも引き込まれてしまいます。
とくに70年代、80年代に青春時代を過ごした方は必読!
内容説明
「かだっぱり」は仙台弁で「意地っ張り、頑固者」の意味。高校卒業後、就職をなげうって、音楽の世界に飛び込んだ稲垣少年。デビューまでには長い時間を要したが、それでも心が折れなかったのは「これが僕の天職、使命なんだ」という強い思いだった―。湯川れい子、秋元康、松尾一彦らとの逸話も必読!
目次
デビュー前夜―一九八〇~一九八一年
ハコバン・イン・トーキョー―一九七二年
まだ見ぬ「日本のポップス」―一九八一~一九八二年
米兵とショーケン―一九七二年梅雨
行き先を見失った夏―一九七二年盛夏
たしかな手応え―一九八二年
模倣という十字架―一九七二年盛夏
ドラマティック・レイン―一九八二年秋
音楽の力―一九七二年冬
この世に生まれてきた意味―一九七二年十二月
いつか気づけば――一九八二年十二月
著者等紹介
稲垣潤一[イナガキジュンイチ]
1953年、仙台市出身。中学生時代から本格的なバンド活動を開始。高校卒業後、就職先を1日で辞めて「ハコバン」の世界へ。ドラムを叩きながら歌うというスタイルと、ハイトーンボイスが注目を集め、1982年に「雨のリグレット」でメジャーデビュー。その後もヒットを連発しAORシンガーとしての地位を確立。デュエット曲数も累計で59曲(2015年9月現在)に達し、石原裕次郎氏を抜いて、日本人単独トップになっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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