かだっぱり

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かだっぱり

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093637374
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

夢と挫折、ドラムと歌の物語

いまも輝きを放ち続けるアーティスト、稲垣潤一。2013年に出版された最初の自伝的小説『ハコバン70's』は故郷の仙台でバンド活動をしていたころを描いたものだが、今回は舞台を東京に移し、デビュー前のつらいドサ回り生活と、メジャーデビューが決まってからの、あわただしくも充実した日々を描く。
ベトナム帰りの荒くれ米兵、傷害事件が起きても、直後には何ごともなかったように日常を取り戻す新宿歌舞伎町、マネージャーによるギャラ持ち逃げ事件などドサ回り時代の悲惨な話から、メジャーデビュー後、初めて出演した「夜のヒットスタジオ」で起きた大トラブル、「ドラマティック・レイン」を作詞した秋元康との逸話、「ロング・バージョン」を生んだ湯川れい子とのエピソードなどが余すところなく描かれる。
とくに音楽業界の裏側や名曲誕生秘話などは必見!

【編集担当からのおすすめ情報】
マニアックな音楽の話や、芸能界の裏話が随所にちりばめられており、稲垣ファンならずとも引き込まれてしまいます。
とくに70年代、80年代に青春時代を過ごした方は必読!

内容説明

「かだっぱり」は仙台弁で「意地っ張り、頑固者」の意味。高校卒業後、就職をなげうって、音楽の世界に飛び込んだ稲垣少年。デビューまでには長い時間を要したが、それでも心が折れなかったのは「これが僕の天職、使命なんだ」という強い思いだった―。湯川れい子、秋元康、松尾一彦らとの逸話も必読!

目次

デビュー前夜―一九八〇~一九八一年
ハコバン・イン・トーキョー―一九七二年
まだ見ぬ「日本のポップス」―一九八一~一九八二年
米兵とショーケン―一九七二年梅雨
行き先を見失った夏―一九七二年盛夏
たしかな手応え―一九八二年
模倣という十字架―一九七二年盛夏
ドラマティック・レイン―一九八二年秋
音楽の力―一九七二年冬
この世に生まれてきた意味―一九七二年十二月
いつか気づけば――一九八二年十二月

著者等紹介

稲垣潤一[イナガキジュンイチ]
1953年、仙台市出身。中学生時代から本格的なバンド活動を開始。高校卒業後、就職先を1日で辞めて「ハコバン」の世界へ。ドラムを叩きながら歌うというスタイルと、ハイトーンボイスが注目を集め、1982年に「雨のリグレット」でメジャーデビュー。その後もヒットを連発しAORシンガーとしての地位を確立。デュエット曲数も累計で59曲(2015年9月現在)に達し、石原裕次郎氏を抜いて、日本人単独トップになっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niaomi

7
昨年久しぶりに母と行ったコンサートで購入したサイン本。全く衰えない歌声と上手いサウンド、熱いファンがまだまだ沢山で大盛り上がりでした。楽しかった。母と一瞬出待ちしたり、ゆっくり食事できたのも幸せ。 デビューやヒット曲の制作秘話などあの時代が蘇ってくるワクワクした読書だった。 最新アルバム、ポチりました(笑)2018/02/12

スプリント

6
デビュー前のハコバン時代とデビュー直前・直後の話が交互に書かれています。音楽業界の裏側や無名バンドの苦労など興味をひかれる内容でした。2015/12/12

hina

2
まだ若い秋元康の話が印象的。2018/01/11

fukui42

2
名曲はこう生まれたのか等、興味深い内容でした。2016/04/23

nobu23

1
前作ハコバン70sの続編。上京してメジャーデビューから曲のヒットするまでが描かれる。並行して10年前にハコバンとして上京した東京での挫折の日々が描かれている。後者の分量が多かったので、デビュー後の出来事などをもっと読みたかった。2015/10/17

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