出版社内容情報
喰始による谷啓ロングインタビュー20時間
2010年9月11日に78歳で亡くなった俳優・コメディアンの谷啓氏に、WAHAHA本舗主宰者の喰始(たべはじめ)氏が4回の長時間インタビューを試みた未発表記録。喰始氏は長年にわたる谷啓氏のファンでもあり、谷氏の人格・芸風に深く共感している。谷啓氏は、喰氏に請われてWAHAHA本舗の劇場公演にゲストとして出演したこともある。喰氏は、2004年?2005年にあらかわ遊園、上野動物園などと場所を変えつつ、谷氏に計4回のロングインタビューを行った。戦後のジャズとの出会い、クレージーキャッツへの参加、そして俳優としてのさまざまな活動など、その内容は氏の半生の多岐にわたり、笑い、そして人生のツボにまで至る。谷啓氏は1931年(昭和6年)生まれ。喰始氏は1947年(昭和22年)生まれ。団塊の世代である喰氏が、昭和一桁生まれの谷氏から、生き方、趣味、老後など、さまざまなテーマについて聞き出した珠玉対話集。
内容説明
ワハハ本舗主宰者が人間「谷啓」に迫る未発表・最後のロングインタビュー計20時間。
目次
第1章 ネコのいる部屋で―喰始自宅にて(自然体ってなんだろう?;動物園の話 ほか)
第2章 川面を眺めながら―あらかわ遊園にて(記憶力の減退?ボケ?;自宅の火事のエピソード、喰のパニック ほか)
第3章 カメレオンが見つからない―上野動物園にて(子供のころの遊び;世界一と日本一 ほか)
第4章 ステッキに思いを込めて―谷啓自宅にて(8ミリ映画の思い出;喰とファンレター ほか)
著者等紹介
喰始[タベハジメ]
1947年12月生まれ、高知県出身。日本大学芸術学部在学中に『ゲバゲバ90分』にて放送作家としてデビュー。『カリキュラマシーン』『コント55号のなんでそうなるの』『天才タケシの元気が出るテレビ』など、多くの番組の脚本を執筆。1984年に柴田理恵、久本雅美らと設立した劇団WAHAHA本舗を主宰し、作・演出も担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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