出版社内容情報
花村えい子の繊細華麗な筆致で甦る源氏絵巻
日本古典文学の名作を原典に沿ってコミック化する話題のシリーズ! 第6回配本は、時代を問わず人々を魅了してやまない『源氏物語』の<中>。平安王朝を舞台に数多の恋愛遍歴を繰り広げる栄華と苦悩の物語を、その繊細華麗な筆致がパリ・ルーヴルの展覧会でも絶賛されたベテラン漫画家・花村えい子が、いきいきと描きます。
<上>から引き続き、源氏の須磨に退去した侘びしさから始まり、都に戻り、位人臣をきわめ、六条院に愛する女性たちを集め住まわせる――、栄華の頂点にいたる「光の君」、三十代。光源氏という希有なキャラクターとともに、華やかに繰り広げられる王朝絵巻を介して、波瀾に富んだ愛憎ドラマが展開します。
須磨、明石、澪標、蓬生、関屋、絵合、松風、薄雲、朝顔、少女、王髪、初音、胡蝶、蛍、常夏、篝火、野分、行幸、藤袴、真木柱、梅枝、藤裏葉、若菜上までを収録。
花村 えい子[ハナムラ エイコ]
著・文・その他
内容説明
帝の寵妃で政敵の娘との関係が露見。光源氏は須磨、明石へと隠遁する。しかし運命はまた栄華へ。中巻は「須磨」其の二~「若菜上」其の一までを収録!
著者等紹介
花村えい子[ハナムラエイコ]
埼玉県川越市出身。女子美術大学絵画科中退。1959年、金園社(金龍出版社)の貸本漫画「別冊・虹」に『紫の妖精』を発表してデビュー。1989年、第18回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。1997年、全集「マンガ日本の古典」の『落窪物語』で第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。仏ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール正会員。日本漫画家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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