出版社内容情報
花村えい子の繊細華麗な筆致で甦る王朝絵巻
日本古典文学の名作を原典に沿ってコミック化する話題のシリーズ! 第5回配本は、紫式部が描いた王朝絵巻『源氏物語』に、繊細華麗な筆致がパリ・ルーブルの展覧会でも絶賛されたベテラン漫画家・花村えい子が挑みます。桐壺帝の第二皇子として出生し、才能・容姿ともにめぐまれながらも臣籍降下して源姓となった光源氏が、平安王朝を舞台に数多の恋愛遍歴を繰り広げる栄華と苦悩の物語。日本女流文学の最高傑作が、多くの文芸・ミステリーを原作とする作品を手がけている著者により、いきいきと甦ります。
「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨 其の一」までを収録。
著者:埼玉出身。’59年『紫の妖精』でデビュー。少女漫画のパイオニアとして活躍後、文芸・ミステリーを原作とする作品等を発表。第18回日本漫画家協会賞優秀賞、第1回メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。代表作に『霧のなかの少女』『花影の女』『落窪物語』等。フランス国立美術協会(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール)正会員、日本漫画家協会理事。
花村 えい子[ハナムラ エイコ]
著・文・その他
内容説明
世界が認める日本古典文学の最高傑作を、パリ・ルーブルで絶賛された花村えい子が描く。上巻は「桐壺」~「須磨」其の一までを収録!
著者等紹介
花村えい子[ハナムラエイコ]
埼玉県川越市出身。女子美術大学絵画科中退。1959年、金園社(金龍出版社)の貸本漫画「別冊・虹」に『紫の妖精』を発表してデビュー。1963年、雑誌「なかよし」に発表以降、人気雑誌に次々と作品を連載し、少女漫画のパイオニアとして活躍する。その後、「女性セブン」他、女性誌に活躍の場を広げ、文芸・ミステリーを原作とする多くの作品を発表し続けている。1989年、第18回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。1997年、全集「マンガ日本の古典」の『落窪物語』で第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。日本漫画家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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