日本の古典をよむ<br> 方丈記・徒然草・歎異抄

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日本の古典をよむ
方丈記・徒然草・歎異抄

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093621847
  • NDC分類 914.42
  • Cコード C1395

出版社内容情報

古典文学のベストセラーが現代語訳と原文でよめる『日本の古典をよむ』シリーズ第3回配本。鴨長明『方丈記』、兼好法師『徒然草』、親鸞の法語集『歎異抄』の3作品を収録。彼らはともに動乱の中世に生きた。鴨長明は、血を血で洗う源平の争乱と人々を苦しめる自然災害を背景に、無常観に満ちた遁世文学『方丈記』を執筆。この源平争乱の最中に幼少期を過ごしたのが親鸞で、希望の見えない世に救いを求める人々に対して親鸞が説いた法語を、彼の死後、弟子がまとめたものが『歎異抄』である。鎌倉幕府成立から百年後に生まれた兼好は、南北朝動乱の時代に生き、無常の美学を『徒然草』に結実させる。以上3冊とも、人生を見つめる言葉に満ちた箴言集である。

神田 秀夫[カンダ ヒデオ]
著・文・その他/翻訳

永積安明[ナガヅミヤスアキ]
翻訳

安良岡 康作[ヤスラオカ コウサク]
著・文・その他

内容説明

激動の中世を生きた鴨長明・兼好法師・親鸞が私たちに遺してくれた―人生を見つめる箴言集!原文の魅力をそのままに、あらすじと現代語訳付き原文ですらすらよめる新編集。

目次

方丈記(ゆく河の流れは;安元の大火;治承の辻風 ほか)
徒然草(つれづれなるままに(序段)
いでや、この世に生れては(第一段)
よろづにいみじくとも(第三段) ほか)
歎異抄(親鸞聖人の御口伝;聖人の仰せにあらざる異義ども;後記)

著者等紹介

神田秀夫[カンダヒデオ]
1913年、東京都生れ。東京大学卒。上代文学専攻。武蔵大学名誉教授。1993年逝去

永積安明[ナガズミヤスアキ]
1908年、山口県生れ。東京大学卒。中世文学専攻。神戸大学名誉教授。1995年逝去

安良岡康作[ヤスラオカコウサク]
1917年、埼玉県生れ。東京大学卒。中世文学専攻。東京学芸大学名誉教授。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tadashi_N

23
方丈の庵での生活は、憧れる。徒然草は行動範囲の広さに驚く。親鸞はすごい。2020/07/17

inami

17
◉読書 ★3.5 日本の古典中の古典3作、現代語訳と原文の魅力そのままに”すらすら”とはいきませんでしたが読めました。「方丈記」:鴨長明50歳で出家、60歳で方丈(四畳半ほど)の庵を造り隠棲。この世の中が生きにくく、はかないものだと・・。「徒然草」:政権がめまぐるしく変わる動乱の時代の兼好法師の作、避けられない人間の死を”無常”と捉えて人生を厳しく見つめた。「歎異抄」:親鸞の教えと異なる説の存在を嘆き、念仏を信仰する人々に正しい教えを示そうとした書。・・いつも念仏を唱えていた祖母は、とても信心深い人でした2018/05/29

とよぽん

16
現代語訳が先にあり、原文が次に載せられていて、照らし合わせて読むことができる。校訂・訳は、現代の代表的な研究者である。作者ゆかりの地の写真もいくつか紹介されている。河出書房新社から出ている池澤夏樹個人編集の日本文学全集と比べると、いかにも教科書的正統派の本ではある。小学館。2017/08/27

おゆ

15
歎異抄は割愛、方丈記は10月に譲って今回は徒然草のみ。古典イベでは不評の声が目立ったけれど、私には大変面白かった。原文も読みやすく、江戸後期かと勘違いしそうになったほど。本書は全文掲載ではないけれど、全体に感じられたのは兼好さんの「明日くたばるかもしれない、だから今すぐふり絞れ」というメッセージ。死が現代よりずっと身近な時代だから切実です。有名な女人蔑視発言の数々には、生涯妻帯しなかった兼好さんの、歴史に残らなかった私生活をつい品悪く勘繰ってしまう。苦労させられたんだろうなぁ。2017/06/29

おゆ

12
歎異抄は割愛、徒然草は既読、今回は方丈記のみ。古典イベお題本ながら今月は見送るつもりでいたところ、短く読みやすいとの評判を聞き慌てて手に取る。噂通り、原文は現代語訳に頼らずとも大体のところ理解できるし、全体の文章量も少ない。けれど内容は、というよりも語られる鴨長明の見てきた浮世の有様は、これはたいそう重かった。旱魃火災水害地震、そして飢饉と疫病。死んだ母親の乳房にとりつく赤子、死者の冥福を祈り額に阿の字を書き付けて歩く僧侶。神官の家に生まれ、家督を逃して仏門に入った鴨長明が見てきたもの。彼岸が対岸のよう。2017/10/28

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