出版社内容情報
『源氏物語』二分冊の下巻。若菜上巻?夢浮橋巻を収録。女三の宮と柏木の不倫、紫の上の死、そして源氏は物語から姿を消す。舞台は哀愁漂う宇治十帖へ。薫と匂宮の青春、男の薄情を思い知る宇治の姫君たち、浮舟を取り合う薫と匂宮、浮舟の入水……。悲哀と絶望の中に人間の真実が浮かび上がる。
阿部 秋生[アベ アキオ]
翻訳
秋山 虔[アキヤマ ケン]
著・文・その他
今井 源衛[イマイ ゲンエ]
著・文・その他
鈴木 日出男[スズキ ヒデオ]
著・文・その他
内容説明
光源氏晩年の物語から宇治十帖へ―。悲哀と絶望のなかに浮かびあがる人間の真実!若菜上巻~夢浮橋巻を収録。
目次
第5部(若菜・上;若菜・下;柏木)
第6部(横笛;鈴虫;夕霧;御法;幻)
第7部(匂兵部卿;紅梅;竹河;橋姫;椎本;総角;早蕨)
第8部(宿木;東屋;浮舟;蜻蛉;手習;夢浮橋)
著者等紹介
阿部秋生[アベアキオ]
1910年、秋田県生れ。東京大学卒。平安文学専攻。東京大学名誉教授・実践女子大学名誉教授。1999年逝去
秋山虔[アキヤマケン]
1924年、岡山県生れ。東京大学卒。平安文学専攻。東京大学名誉教授
今井源衛[イマイゲンエ]
1919年、三重県生れ。東京大学卒。平安文学専攻。九州大学名誉教授。2004年逝去
鈴木日出男[スズキヒデオ]
1938年、青森県生れ。東京大学大学院卒。古代文学専攻。東京大学名誉教授。二松学舎大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
ひめありす@灯れ松明の火
花宴(紅葉賀)
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七虹