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出版社内容情報
明治・大正・昭和の小説・戯曲・詩歌・評論・エッセイなど約1万8千作品を網羅し、文学関係の出来事や文学賞受賞者などを年度ごとにを解説。文学史事典としても使え、近代文学に精通できる一冊。巻末に便利な作品総索引つき。
内容説明
明治元年から明治34年までは年度別に作品を配列。明治35年から昭和64年までは月別に作品を配列。すべての作品に作者名・掲載誌紙名・発行所を明記。年表上欄には小説・戯曲、中欄には詩歌句集、評論・随筆、下欄には文学上の出来ごと、時代情況を表す社会事項、雑誌の創・廃刊も記した。年度ごとに文学史解説事項を掲載、読んで面白く、文学史事典としても役立つ。巻末の約百ページの作品名総さくいんは、採録作品を音順で記載、発表年月が一目でわかる。
目次
文学年表
文学史事項解説目次
作品名さくいん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
108
明治元年から昭和64年までの文学年表。それぞれの時代に登場した文学の特徴や作家、作品名を見ていくと、時代の大きな流れと小さな流れを感じることができた。順を追って読み進めていくのも良いけれど、もっと気軽に好きな時代、興味のある作家の時代、自分や親が生まれた頃の作品と社会背景なんかを見ていくと楽しい。昭和48年あたりから終末論が盛んになったとか、吉行淳之介の作品から「夕暮れ族」なるものが流行したとか、文芸ビデオやカセット本の発行、吉本ばなな現象など興味深い記事もちょこちょこ入っていて、とても読み応えがある。 2013/10/15