共同研究 モースと日本

共同研究 モースと日本

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  • サイズ A4判/ページ数 518p/高さ 24X17cm
  • 商品コード 9784093580212
  • NDC分類 289
  • Cコード C0039

出版社内容情報

これまでごく一面的にしか知られていなかったエドワード・S・モースの業績を彼のコレクションと足跡から探り、一外国人の目に映った明治日本の生活文化の様相を明らかにします。各分野の研究者の2年半にわたる共同研究を集大成。       

これまで一面的にしか知られていなかったE、S、モースの業績をその足跡と膨大なコレクションから探り、一外国人の目に映った明治日本の生活文化の様相を明らかにする。国立民族学博物館が各分野の第一線の研究者で組織した共同研究の成果の報告。100年間も忘れられてきたモースと日本との密接な関わりを明らかにし、新しい視座から明治期をそして日米文化交流史をとらえなおす。

内容説明

これまでごく一部しか知られていなかったE.S.モースの業績をその足跡と膨大なコレクションに探る。各分野の第一線の研究者による書きおろし論考。写真・図版多数収載。いま最も刺激的な博物学者、E.S.モースとそのコレクションに関する研究のすべて。

目次

1 モースの足跡と著作(日本におけるモースの足跡―磯野直秀;モースとその日本研究―守屋毅)
2 モースの見た日本(モースの時代〈明治初期の日本と日本人〉―祖父江孝男;モースの見た日本の住環境―加藤晃規;モースと日本民俗学―宮田登)
3 モースの業績から(日本近代考古学の始まるころ〈モース、シーボルト、佐々木忠二郎資料に寄せて〉―佐原真;進化論の日本への導入―磯野直秀;モース研究の民具学的視点―田辺悟)
4 モース・コレクション(モース・コレクションの形成―守屋毅;モースの陶器収集と蜷川式胤―蜷川親正;モースの日本民具コレクシヨンの意義―田辺悟;ニューイングランドにおけるモースの知的環境―園田英弘)