出版社内容情報
米国の人気作家が贈る感動のオマージュ小説
1986年のアラバマ。開催中のマスターズで、J・ニクラウスが伝説の勝利を収める直前。40歳のランディは、テネシー川の橋から身を投げようとしていた。若かりし日、今は亡き父親から現実的に生きるように諭され、夢を諦めたランディ。幸せな家庭を築いていたものの、幼い息子を病気で亡くし、治療費による借金苦に陥った彼は、愛する妻とプロゴルファーを目指す娘のためには自分が死ぬしかない、と思いつめていた。そんな彼の前に、かつて共にプロゴルファーを目指し、事故で亡くなったばかりの親友の幽霊が現れ「4人のヒーロー、4つのラウンド」を贈るという。ボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガン、アーノルド・パーマーら往年の名プレイヤーたちとの不思議なレッスンを経た先にランディが見つけたものとは…。
親子とは、夢とは、人生にもっとも大切なこととは――胸アツ法廷シリーズ『ザ・プロフェッサー』シリーズの著者が、80年代のゴルフシーンを背景にあたたかくファンタジックに描く、名作『クリスマス・キャロル』のオマージュ小説。
内容説明
「お前にやりたいものがある―四人のヒーロー。四つのラウンド」1986年春、マスターズでJ・ニクラウスが伝説の勝利を収める少し前。40歳のランディは、テネシー川の橋から飛びおりようとしていた。そんな彼の前にかつて共に夢を追った親友の幽霊が現れ、贈り物をするという。それは、あのレジェンドたちとの不思議なゴルフレッスンだった―もう一度人生が愛おしくなる、大人のためのファンタジー。
著者等紹介
ベイリー,ロバート[ベイリー,ロバート] [Bailey,Robert]
米国アラバマ州出身。アラバマ大学ロースクールを卒業後、地元ハンツビルで弁護士として活躍し、2014年に『ザ・プロフェッサー』で作家デビュー
吉野弘人[ヨシノヒロト]
英米文学翻訳家。山形大学人文学部経済学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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