内容説明
オレみたいな息子でごめん。あんなことしたのは間違いだった―。全身85%の火傷から奇跡的に快復した少年が、生きる力を取り戻すまでを描いた衝撃のノンフィクション。
著者等紹介
ラニアン,ブレント[ラニアン,ブレント][Runyon,Brent]
マサチューセッツ州ケープコッド在住。昔は過去の出来事を忘れたいと考えていたが、芸術を通じて人生の転換期を掘りさげていく決意をする。大学時代には入院中に撮影したフィルムと、家で撮ったホームビデオを編集して映画を制作し、卒業後はラジオ番組に自伝ふうの作品を書きおろす
小川美紀[オガワミキ]
米国セント・メリー・カレッジ卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かみちゅう
5
体の広範囲に火傷を負うのは洒落にならない。一生涯、火傷した皮膚のひきつれや他人の視線に怯えることになる。体に障害を負った経緯を手記として世に出すのは勇気のいる行為だと思う。2015/05/01
ぽに
2
過去登録もれ分。
whizz
1
図書館で強烈なタイトルと派手な黄色い背表紙が目立っていたため借りてみた。内容は普通で、焼身自殺した当時の思いが淡々と綴られていただけだった。2010/04/25
sirokuroadhd
0
衝撃的な本でした。出だしがいきなり焼身自殺をするところから。ふときになるタイトルに手に取って、一気に読みました。ざっと見るところも含め、1時間ほどで読み終えました。 自殺の失敗から治癒の過程がとても痛々しかった。自殺を図った経緯、治癒の過程での辛い想い、徐々に回復していく喜び、家族との愛情溢れるやり取り、変わっていく友達との距離。経過の中で生きているって素晴らしいと思える心境になれたことから、人の生きることに対する気持ちの強さや、幸せを感じさせてもらえる一冊。読み終えた今、アイスが食べたいと思った。2019/04/19
A.N.
0
中学生の時に読んだ!中学生の時に読んでよかったかも!2012/12/23