出版社内容情報
ラストのどんでん返しにカタルシス120%
逆スパイや内部不正の監視など防諜活動が任務のCIA精鋭チーム“アクロバット”。そのメンバー6人は、ある朝突然、CIAの防諜部担当副長官デントンから中国への軍事機密漏洩の嫌疑をかけられ、組織からの逃亡を余儀なくさせられる。ちりぢりに散ったメンバーが再会を約束した地下鉄タイムズ・スクエア駅だったが、そこで待ち受けていたデントンの刺客によって、チームのリーダー、トムが命を落とす。身に覚えのない容疑、陰謀の張本人は一体誰なのか??組織から追われる不安と困惑のなか、逃げ続ける残された5人のメンバーは、反撃の機会をうかがう一方、銀行の貸金庫に隠されたチームの「資産」を追う。決死の逃走の末、たどりついた真実と驚愕の結末は…。
内容説明
逆スパイや内部不正を監視するCIAの精鋭チーム「アクロバット」―しかし突然CIA副長官により中国への軍事機密漏洩の嫌疑をかけられ組織から追われる側に。身に覚えのない容疑、陰謀の張本人は誰なのか。反撃の機会をうかがいながら逃亡するメンバーが最後にたどりついた驚愕の真実とは…。
著者等紹介
ライラ,ゴンザーロ[ライラ,ゴンザーロ][Lira,Gonzalo]
1995年米ダートマス大学卒。英語とスペイン語で小説を発表している。現在はチリのサンティアゴに在住
鈴木恵[スズキメグミ]
翻訳書多数
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感想・レビュー
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カワセミ440
2
全然期待しないで図書館で借りた本だったけど結構楽しめました。映像権利は売れていていずれ映画になる?ってどっかに書いてあったけど、今のところそんな様子はないようだ。この作家の本はいまのところこれだけのようだけど・・。2020/11/28
とらん
0
すっかり騙されたあああああ!「すれっからしの読者にさえ予測できない驚愕のエンディング」と評されたとか。標準的な読者なら著者の手のひらの上で転がされまくりですね。。。読み終わった後はちょっと呆然としてた。これほど最後の最後でキャラの印象を変えさせられる作品はあまり読んだことないなあ。映画化権がすでに買い取られてるそうだけど映画化したのかな。キャスティングが難しそう。本編とは関係ないけど単位の翻訳って約束事があるのかな。高さのフィートはまだいいけど重さのポンドはイメージ湧かないからキロにして欲しいなあ。2012/09/13