出版社内容情報
リーガルサスペンスの巨匠ジョン・グリシャムが、ハート・ウォーミングなホームコメディーに挑んだ異色作。ユーモアと皮肉に満ちた展開は、さすがで、読む者を飽きさせない。すでに映画化が決定している巨匠の新境地。
リーガルサスペンスの巨匠ジョン・グリシャムが、ハート・ウォーミングなホームコメディーに挑んだ異色作。 感謝祭も終わり、会計士ルーサーとその妻ノーラは、ボランティアに行ってしまった一人娘を見送り、クリスマスを二人で迎えることになった。これを機にルーサーは、今年はクリスマスを「スキップ」しカリブ海クルーズ旅行に出かけようとノーラに提案する。だが、この決断は町中に大きな波紋を投げた。クリスマスカード、ツリー、各種寄付金集め、恒例のパーティー、町内一丸のクリスマスデコレーション・コンテストなどなど。だが、数々のイヤミや妨害、プレッシャーをはねのけ、明日は出発というクリスマスイブの朝、大騒動が・・・。
内容説明
感謝祭直後のマイアミ。会計士ルーサーと妻のノーラは、ペルーに行ってしまった一人娘ブレアを見送り、クリスマスをふたりで迎えることになった。かねてからクリスマスの狂騒を快く思っていなかったルーサーは、今年はクリスマスを「スキップ」することをノーラに提案する。クリスマス当日から10日間、カリブ海クルーズに出かけようというのだ。だが、この決断は大きな波紋を投げた。毎年頼んでいるクリスマスカードの印刷業者や、クリスマスツリー販売のボーイスカウト、慈善カレンダーを売りに来る警察、慈善ケーキの消防士、パーティーの企画を進めていたルーサーの同僚や社長、ノーラの友人などなど、ありとあらゆる不信の声が上がった。そして一番の軋轢が、町内一丸となってクリスマスデコレーションを飾り付け、今年もコンテスト優勝を狙う隣人たちだった。ところが、数々の嫌みや妨害、プレッシャーをはねのけていよいよ出発というとき、大騒動が…。リーガルサスペンスの巨匠がシニカルに描き出したハートウォーミング・ストーリー。
著者等紹介
グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン][Grisham,John]
1955年生まれ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクール卒業。81年から91年まで弁護士、84年から90年まではミシシッピ州下院議員をつとめる
白石朗[シライシロウ]
1959年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て英米小説翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。