出版社内容情報
インド、マルタ、そして日本の慶良間、与那国ほか、世界に点在する海底遺跡の数々??。これらは氷河期後の大洪水で海に沈んだ太古の文明ではないのか。世界の20海域を自らダイビングし、「人類の失われた第1章」を甦らせる!
本書のテーマは「海底の奥深く沈む遺跡の数々、そこに“失われた文明”を解くカギがある」というもの。現在の考古学では、「人類は2000年前に初めて“文明”を築いた」というものが定説だが、著者はこれまで『神々の指紋』などの著作の中で、「1万年から1万2000年前に、すでに“文明”は誕生されていた」という仮説の検証を続けている。今回、著者は世界各地の「海底遺跡」??インド、マルタ、与那国、慶良間、粟国などを訪れ、自らダイビングし、古代文明の神殿や寺院と思われる建造物の秘密を探っていく。原著は2月に英国で発売され、ベストセラーとなった。世界的反響を呼んだ『神々の指紋』で喚起された知的興奮が、再び甦る。
内容説明
全世界で500万部の超ベストセラー「神々の指紋」から7年―。時にはダイビングで「生命の危機」に直面しながらも、歴史の狭間に埋もれた「失われた文明」と出会う、胸躍る海底文明への挑戦。
目次
第4部 マルタ(マルタの火と煙;骨の洞窟;身に刺さったトゲ ほか)
第5部 古代の地図(未知の地;地図に隠された記憶;失われた島を求めて―どこにも繋がらない道 ほか)
第6部 日本・中国・台湾(神々に愛された土地;記憶;与那国に立ち向かう ほか)
著者等紹介
ハンコック,グラハム[ハンコック,グラハム][Hancock,Graham]
1950年英国・スコットランドのエジンバラに生まれる。外科医だった父の仕事の都合で、少年時代の数年をインドで過ごした後、イングランド北東部の都市ダーラムに移り、1973年に名門ダーラム大学を首席で卒業(社会学)。その後、英紙「ザ・タイムズ」「サンデータイムズ」「インディペンデント」「ガーディアン」などで記事を執筆。1981年から英「エコノミスト」誌の東アフリカ特派員を務めた。80年代にはエチオピアの貧困問題、エイズの脅威などに関する書籍も発表している
大地舜[ダイチシュン]
青山学院大学卒。米国オピニオン誌「ニューパースペクティブ・クオータリー」東京駐在員。「グローバル・ビューポイント」(ロサンゼルス・タイムス・シンジケート)東京駐在員。同人雑誌『ウィークリー黄トンボ』主宰
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感想・レビュー
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