出版社内容情報
頭にある脳が身体すべてを支配するという考え方に大転換を迫るのは、「第二の脳」とも言うべき独立独歩の腸神経系の発見であった。「医学の常識」を覆して腸神経系が認められるまでのドラマと、腸神経系のメカニズムを解説。
腸のルネッサンスが始まっている!
頭にある脳が身体すべてを支配するという考え方に大転換を迫るのは、「第二の脳」とも言うべき腸神経系の発見であった。腸には、その他の末梢神経系すべてを合わせたよりも多くの神経細胞があり、神経伝達物質もそろっていて、頭の脳との連絡をすべて断ち切られてもやっていける独立独歩の存在があるのだ。頭の脳を万能と考える「医学の常識」を覆して腸神経系が世に認められるまでのドラマと、食道下部から直腸までを担当する腸神経系のメカニズムをわかりやすく語る。胃が痛いのは、大脳がストレスを感じたからではなく、腸の「神経症」なのかも?!
目次
1 セカンドブレインの発見(研究の歴史―発見され、埋もれ、そして再発見;私の研究―腸の真実を明らかに;シンシナティでの対決―不安と勝利)
2 消化管の旅(のどから胃まで―精妙な調節のステージ;さらに先へ、そして下へ―それぞれがユニークな機能;旅はまだ続く―自衛のメカニズム)
3 セカンドブレインはいま(腸神経系が導く新薬開発―患者に笑顔を;腸のこれから―基礎研究からの贈り物)



