レーナ・マリア―フット・ノート 足で書かれた物語

レーナ・マリア―フット・ノート 足で書かれた物語

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093560610
  • NDC分類 765.6
  • Cコード C0098

出版社内容情報

生まれながらのハンディをものともせず、歌手として、主婦として、様々な可能性に挑み続けるレーナ。家族や友人たちの愛に支えられて生きる障害者の人生ドラマです。

重い障害を持ちながら世界各国でコンサート活動を続けるスウェーデンの女性ゴスペルシンガー、レーナ・マリアさんのこれまでの歩みを綴った感動の自伝です。レーナ・マリアさんは、出生時から両腕がなく、左脚が右脚の半分しかないという原因不明の障害を持っています。3歳から水泳を始め、ソウルパラリンピックで好成績を収めました。また、幼い頃から音楽に親しみ、音楽大学卒業後本格的に音楽活動を開始。92年に初の日本コンサートを開き、絶賛を博しました。88年に、彼女を紹介したテレビドキュメンタリーが欧州各国で放送され世界的に注目を集めました。日本では、91年にテレビ朝日「ニュースステーション」が彼女の音楽と生活を紹介、その後様々なメディアで取り上げられ、大きな反響を呼びました。最初のコンサート以来、日本では毎年彼女のコンサートが開かれ、各地で好評を博しています。「障害があるからこそ体験できることがある」と語るレーナ・マリアさんは、初めて書いたこの本で、生まれながらに持つ障害をごく自然に受け入れ、自身の人生を実り豊かにした経緯を軽妙に描いています。あらゆる可能性に挑戦する彼女の姿は、多くの人々の心に忘れられぬ感動をもたらすと思います。

内容説明

障害と戦う女性シンガー、感動の自伝。世界が喝采した愛のノンフィクション。

目次

「たとえ腕がなくても、この子に必要なのは家族だ」
足の親指に哺乳瓶をつけて
自助力を育む
義足とかけがえのない一本の棒
学校とわたし
これ以上の安らぎはない
水中で魚のように
ソウル・オリンピックを目指して
歌とシンセサイザーとともに
「レーナ・ヨハンソン―あの腕のない人」と呼ばれないために〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

6
小学校の国語科単元で、伝記・ノンフィクションがあるので担任に紹介。2019/04/10

あるちゃ

3
長いこと読みたい本リストに入っていた一冊。 読もうと思ったきっかけは、当時小学生だった娘に勧められて読んだ学習漫画と記憶。 過去ブログをさらったら2010年10月だった。 なんとまあ長く寝かせてしまったことか。 漫画を読んだ時とあまり感想は変わらないかな… やはり福祉環境の違いと、それによる個人の意識の違いの大きさを感じました。 もちろん、ご本人や家族の考え方の強さというか柔和さというか、そう言った影響もかなり大きく強いとは思いますが。 そして改めて気づいたのですが、彼女、私とほぼ同年代なんですね。 そう2018/04/25

ひより

1
Detta a mina fot-nter! Lena Maria Klingvall (これはわたしが足でかいた、人生のがくふです レーナ=マリア・クリングヴァル) 彼女は両腕がない。 左足も、右足に比べて短いので義足が必要。 でも…ここまで明るく前向きな人だったとは! 私ってなんて不自由なんだろう(精神的に)って思い知らされた。 彼女がこんなふうに明るく前向きでいられるのは、性格はもとより、家族の愛情や接し方、そして信仰があるんだね。 読んでいて、とてもすがすがしい気持ちになれる本。2005/10/19

ちょろいも

0
小2の娘に勧められて。w2009/04/24

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