SHOGAKUKAN Classic Revival<br> 女人追憶〈11〉

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SHOGAKUKAN Classic Revival
女人追憶〈11〉

  • 富島 健夫【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 566p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093531177
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

女人探訪の旅、新章へ。予測不能な男女の綾

大学三年生になった真吾は、同級生の宮本から自分が今住んでいるアパートの部屋を借りないかと持ちかけられる。なんでも宮本は、アルバイト先の事務員で人妻のセイ子と関係ができ、さらに、彼女から紹介された子持ちの未亡人・絢子とも深い仲になったという。そして、女所帯の絢子とその娘に情が移り、用心棒も兼ねて同居することを決めた宮本の話を、真吾は興味深く聞く。自身も下宿先の未亡人ちえと関係ができ、今後の逢い引きのためにも、また中学生になって女らしさを増してきたちえの娘・雪子と距離を置くためにも、その提案を受けることにする。引っ越しを済ませた真吾は、性の実験相手として始まり、今なお関係が続いている明美の存在をちえに明かす。アパートに住むということは、出入りが自由になる分、真吾が親しくしている女性たちが鉢合わせてしまう可能性があるため、先手を打ったのだ。ちえは、咎め立てることなく、理解を示す。新しい住まい、昭和荘にはいろいろな住人が住んでいた。真吾は引っ越し当日から早速、さまざまな男女間トラブルに巻き込まれることになる。

富島 健夫[トミシマ タケオ]
著・文・その他

内容説明

大学三年生になった真吾は、同級生の宮本から彼が住むアパートの部屋を借りないかと持ちかけられる。宮本は、アルバイト先の事務員で人妻のセイ子と関係ができ、さらには彼女から紹介された子持ちの未亡人・絢子とも深い仲になったという。そして、用心棒も兼ねて絢子と同居する顛末を真吾は聞かされたのだった。真吾の新しい部屋・昭和荘には雑多な人々が住んでおり、早速男女間トラブルに巻き込まれることになる。

著者等紹介

富島健夫[トミシマタケオ]
1931年10月25日‐98年2月5日。31年当時、日本領だった朝鮮京畿道生まれ。早稲田大学・仏文学科卒。53年『喪家の狗』が芥川賞の候補作に。河出書房に勤務しながら『黒い河』を書き下ろし同社からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。