出版社内容情報
戦犯として処刑された弟の“生と死の意味”
第2次大戦後まもなく、現地住民虐殺の戦犯としてシンガポールで処刑された水島団。
それから30年の時を経て、兄の水島譲は弟が辿った死までの道のりを追体験してみようと、旅に出る。タイ・バンコクからマレー半島を列車と車で南下し、一路シンガポールへ。
かつて虐殺があった事件現場や団が刑死したチャンギ刑務所、そして墓地と、弟ゆかりの地を訪ねていくうち、事件の意外な真相が明らかになる。戦争を題材に、人間の生と死の意味を問う意欲作。
曽野 綾子[ソノ アヤコ]
著・文・その他
内容説明
第二次大戦後まもなく、現地住民虐殺の戦犯としてシンガポールで処刑された水島団。それから三十年の時を経て、兄の水島譲は弟が辿った死までの道のりを追体験してみようと、旅に出る。タイ・バンコクからマレー半島を列車と車で南下し、一路シンガポールへ。かつて虐殺があった事件現場や団が刑死したチャンギ刑務所、そして墓地と、弟ゆかりの地を訪ねていくうち、事件の意外な真相が明らかになる。戦争を題材に、人間の生と死の意味を問うた意欲作。
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年(昭和6年)9月17日生まれ。東京都出身。1979年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。2003年に文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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