出版社内容情報
知られざる織田信長「若き日の戦いと恋情」
「神も仏も、己の他に何も信じぬ。余は魔王になる!」18歳の若き織田信長は、自らをうつけ者と断じ、棟梁と認めない叔父、そして弟を謀殺する。
その一方で、やがて尾張を巡る攻防でしのぎを削ることになるであろう今川、斎藤との勝算のない決戦に命を賭して挑む。
若き日の信長の知られざる苦境や孤独と、唯一無二、信長が心を許した年上の恋人・吉乃(きつの)との恋情、交情の日々を初めて詳細に描いた、筆者渾身の歴史長篇前篇。
吉乃(きつの)の実家・前野家の文書「武功夜話」をベースに、戦国時代のヒーロー織田信長の知られざる一面が描かれている。
遠藤 周作[エンドウ シュウサク]
著・文・その他
内容説明
「神も仏も、己の他には何も信じぬ・余は魔王になる!」織田信長十八歳―うつけ者と信長を棟梁と認めない叔父、そして弟を謀殺し、やがて尾張を襲うであろう今川、斎藤との勝算のない決戦に、命を賭して挑む日々。若き日の信長の孤独と、ただ一人心を許した年上の恋人・吉乃との交情の日々を初めて詳細に描いた、筆者渾身の歴史長編前編。吉乃の実家・前野家文書「武功夜話」を元に、戦国時代のヒーロー織田信長の知られざる青春の日々を描く。
著者等紹介
遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年(大正12年)3月27日‐1996年(平成8年)9月29日、享年73。東京都出身。1955年「白い人」で第33回芥川賞を受賞。キリスト教を主題にした作品を多く執筆し、代表作に『海と毒薬』『沈黙』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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