出版社内容情報
雪に閉ざされた越後で結ばれる親鸞と筑前
弾圧、非難と闘いながら、浄土真宗を創始し、あくまでも人間として生き抜いた親鸞の苦難の生涯を描く大作。
第4巻「越後・東国の巻」(上)では、越後へ流された親鸞は、旧知の筑前と再会し、結ばれる。束の間の安息の生活の中、親鸞は深く閉ざされた雪の中で、虐げられている農民を救う仏の道について考え悩む。「仏の前に人間は全て平等である」とする親鸞の話は、民衆に大きな衝撃を与え、熱狂的な支持を受けるようになる。
そんな時、京より越後配流の罪赦免の使者がやってくるが、親鸞は……。
丹羽 文雄[ニワ フミオ]
著・文・その他
著者等紹介
丹羽文雄[ニワフミオ]
1904年(明治37年)11月22日‐2005年(平成17年)4月20日、享年100。三重県出身。1977年に文化勲章受章、文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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