出版社内容情報
「世界の一流品」の選び方を丁寧に指南
『サライ』連載中の「もちものが語る」をまとめた単行本。万年筆、ボールペン、鉛筆などの文房具をはじめ、単眼鏡、ワイン・グラス、忘れな盆、判子、扇子・団扇などの身の回りものから、腕時計、自転車など趣味のものまでを厳選し、アイテムごとに紹介します。 確かな目を持った大人が持つべき道具とは―もちものの起源・歴史を述べるとともに、世界の一流品が持つ「思想」と、それが一流品たる由縁を解説。また、服飾評論の世界でも“辛口”として知られる著者の長年にわたる使用経験をもとに、実際に購入する際のチェック・ポイントも、こと細かく収録しました。サライ世代にふさわしい小道具の「モノ選びガイドブック」としてもお薦めの1冊です。
内容説明
モンブランの萬年筆、ツァイスの単眼鏡、ブロンプトンの自転車、ロイヤルクラウンダービーのティー・カップビクトリノックスの万能ナイフ、宮脇賣扇庵の扇子、榮豊齊の判子、イーセン・アーレンの椅子…一流品ならではの、もちものの「思想」がわかる30話。
目次
萬年筆
ボール・ポイント・ペン
鉛筆
ホッチキス
単眼鏡
サングラス
自転車
腕時計
ワイングラス
ティー・カップ
カラトリー
箸
万能ナイフ
財布
扇子と団扇
スニーカー
秤
判子
グルーミング・キット
椅子
石鹸
著者等紹介
落合正勝[オチアイマサカツ]
東京・築地生まれ。立教大学法学部卒。ジャパンタイムズを経てフリーに。評論家、メンズファッション・コメンテーター。『クラシコ・イタリア礼讃』(世界文化社)など、服飾に関する著作は、海外でも高い評価を得る。’97年、イタリア・フィレンツェ市長より「ベスト・ペン・プライズ賞」を受賞。’98年、同じくイタリアのファッション批評が評価され、東洋人としては初めて「クラシコ・イタリア大賞」を受賞する。現在、新聞、ラジオなどでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。