出版社内容情報
インドの古寺を宗教別に分類し、易しく解説
インドには仏教、ヒンドゥ教、ジャイナ教、イスラム教などの寺院が混在し、全体像を把握するのは非常に難しい。本書はインドに残る多様な寺院建築を宗教的に分類し、その時代的、地域的特色を明らかにする。それはインドを訪ねる私たちが味わう文化的衝撃を和らげ、ヒンドゥ寺院やイスラムのモスクを理解する一助となろう。
内容説明
仏教、ヒンドゥ教、ジャイナ教、イスラム教、シク教、キリスト教、ユダヤ教、トダ族の宗教など信じられないほど多くの宗教が今なお併存するインドってなんなの?そんな疑問に建築の面から回答する!インド宗教建築の入門ガイド。
目次
はじめに(水辺の重要性;インド宗教建築地図 ほか)
第1章 仏教(チャイティヤとしてのストゥーパ;ガンダーラの遺跡 ほか)
第2章 ヒンドゥ教(初期の石造建築;石彫寺院 ほか)
第3章 ジャイナ教(石窟寺院と石彫寺院;南インドの空衣派 ほか)
第4章 イスラム教(デリーのスルタン朝;西インドのモスク ほか)
第5章 その他の宗教(アージーヴィカ教の石窟寺院;トダ族の宗教 ほか)
著者等紹介
神谷武夫[カミヤタケオ]
建築家。1946年、東京に生まれる。1969年、東京芸術大学美術学部建築科卒業後、設計事務所に勤務し、建築の設計・監理に従事。1980年、独立。以後、建築設計のかたわら世界各地を旅して、インドやイスラム、ロマネスクの建築文化を研究している。神谷武夫建築研究所主宰。専修大学非常勤講師
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感想・レビュー
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