出版社内容情報
鰹節削り器、日本剃刀、湯たんぽ、たわしなど名を聞くだけで懐かしい生き残りの生活用品たち…。細々ながらも誇りをもって作り続けられる逸品の数々を紹介します。
鰹節削り器、湯たんぽ、水枕、リヤカー、たわし、ラムネ、洗濯板……ついこの間まで、我々の身の廻りに当然のように存在し、日本人の生活に欠かせなかった道具たち……。 それが、今や、時代の流れや新素材の開発などで需要が減り、絶滅に瀕しているという。しかし、細々とではあっても、未だにそれらを作り続けている人達がおり、こだわる職人が存在する。なくなっていくが故に、ていねいに心をこめて作られた“最後の生活用品たち”を30点紹介! もちろん問い合せ先のデータも完備した一冊! 雑誌『サライ』でも単行本化の要望の高かった連載企画「絶滅寸前稀少商品製造訪問記」に大巾加筆、楽しい写真もさらに加えて、便利で楽しい本になりました。
目次
足踏みミシン
あんか
インク・ブロッター
運搬用自転車
貝ボタン
鰹節削り器
ガラスペン
五右衛門風呂
裁縫箱
洗濯板
大学ノート
達磨ストーブ
たわし
椿油
手押しポンプ〔ほか〕