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出版社内容情報
湯タンポや階段、遊園地などなど…。閑古堂主人こと路上観察学会の重鎮が所蔵する膨大な写真資料を交えて綴る懐古的街歩きエッセイ。古き良き時代への郷愁を誘いホノボノ心安らぐ一冊。
目次 氷削機 自賣器 捕鼠器(ほそき) 呼び鈴 鉄瓶 靴磨き 車下駄 乳母車 自働階段 望遠鏡 按摩器 炭酸飲料 探見電燈 麦酒 臭氣止め 郵便ポスト 井戸喞筒(ポンプ) 炭・炭團(タドン) 足アブリ 蠅捕器 耳かき 涼風機 噴水 大便用紙巻器 人孔蓋(マンホール) 進水戯(ウォーターシュート) 遊園地 人造人間 自働自轉車 あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はち
15
明治、大正、昭和初期の古道具達、ガラクタ好きの私にはたまらない一冊。その道具にまつわる著者の文章も懐かしく味わい深い。写真を観ているだけでも癒される。魅力的なモノはたくさんあったが、欲しくなったのは昭和初期に使用されたというキリンビールの瓶♡小学館の通称「勉強マーク」の子供の足もとに置いてあるのが「足アブリ」というものなのか!とはじめて知った。実家にはギッコンギッコンとする鉄製井戸ポンプがまだあり活躍している。父さんに「絶対捨てないでね」と頼んでおかなきゃ♫2019/09/16
Gen Kato
5
味わい深い明治時代の広告と道具の数々。エスカレーターの登場って意外にはやかったんだな(大正期)。ウォーターシュートなんて何と明治に! 2018/06/01
Koichi Yamashita
3
明治大正昭和古き良き時代の道具類を当時の新聞記事と合わせながら著者のほのぼのしたエッセイがいい味を醸し出してる面白い本だった。2016/07/18
U-G.Kintoki
1
なかなか面白かった。路上観察学会とか懐かしい。とり・みきとかおじぎびととか思い出すな。2015/01/30
tachi888
1
昔の良き道具が、ガラクタと呼ばれ、捨てられてしまった。しかし、ガラクタといえども、写真やチラシに残っていることは、ガラクタでないかもしれない。2013/09/14