内容説明
宝塚音楽学校３９人中３７番目の少女はいかにしてトップスターになったのか？伝統の歌劇団に次々と生み出された伝説はいかにして生まれたのか？“理想の女性上司像”として常に同性からも憧れの存在としてみられるその陰に何があるのか？“私に優れたところがあるとすれば、それは、決して「あきらめない」こと”という著者の人生哲学を、印象的な言葉で綴る感動の名言集。毎日違うページを開くごとに新たな勇気と元気が沸き起こる。誰もが「自分の人生を変えられるのだ」と確信できる幸運を呼ぶ一冊。
目次
第１章 仕事、人間関係あきらめない心
第２章 恋、女あるがままに凛と
第３章 人生未完成こそサイコー
もっと知りたい 真矢みきさんの秘密Ａ ｔｏ Ｚ
著者等紹介
真矢みき［マヤミキ］
大阪府出身。宝塚歌劇団入団後、１９９５年花組トップスターに就任。抜群の舞台センスと現代的感性で絶大な人気を誇るとともに、日本武道館でのソロコンサートの開催、篠山紀信撮影による写真集の出版など、宝塚史上初の活動を次々と行い、“宝塚の革命児”と言われた。１９９８年退団後は女優として活躍。映画「踊る大捜査線ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ２レインボーブリッジを封鎖せよ！」（２００３年）での沖田警視正役、ドラマ「アテンションプリーズ」（２００６年～）での教官・三神たまき役など、記憶に残る役柄と演技で、高い評価を得ている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
49
『情熱ライブ・ビビット』でお馴染み真矢みきの名言集。私が綺麗だなぁと思う熟女の一人だ。雑誌等のインタビューから抜粋したもので構成。前向きでキラキラして男前、といった感じの発言が多い。基本的に名言というのは何の根拠も無い。その言葉を待っていた人にしか届かない。男の私には届かない言葉が多い中、何故か私に届いたのは「ツライ恋の思い出は"スルーする"ように努力する。『努力』するっていうところがポイント。そう、『忘れる』っていうのは努力してすること」「来たときよりも美しく帰る。私はそんな女性でありたい」。2015/11/07
かず
20
義兄が管理するお寺の亡前住職の蔵書の中で、ひときわ異彩を放っていたのが本書。ファンだったのだろうか⁉️その異質さに私も気になり、頂いてきて、新年二冊目に選んだ。理由は帯裏に記された「宝塚音楽学校39人中37番目の少女はいかにしてトップスターになったのか」を目にしたため。そんな彼女も宝塚退団後に契約した事務所から戦力外通告を受けたとのこと。それを乗り越えたガッツがとても素敵だ。名言の記されたフォトブックといった体裁。私が特に気に入ったのは「無理だと思ったら全てが無理」「願い勝ち」。人生をクリエイトしよう！2019/01/02
かわうそ
14
半年前に読了。最初読んだ時けっこう好きだったから再読。改めて思うのが精神力の強さ。折れない心。そして奔放に自分の信じたように好きに生きているのだなあということ。詳しくはないけれど、宝塚でトップに立つというのは想像を絶する過酷さであろう。そこを勝ち抜いた人間の言葉は、大変な説得力を帯び、やはり強い。タイトルの「願えばかなう！」は、もしかしたら否定的に捉えられるかもしれない。しかし彼女が言うならばそれは真実であり、本当のことなのだろうと信じさせてくれる力がある。自分はこの先何を願い、何を望むか。芯が問われる。2015/09/18
m
6
「諦めないで」が一時期代名詞だった真矢さん。言葉通り諦めないできたからこそ宝塚でトップスターになり、今の地位を築けたのだろう。綺麗な人。2021/06/09
Ryo
6
タイトルと著者名しか知らなかったので読みはじめて「名言集なんだなー」と気付いた。（表紙に書いてあります；）真矢さん好きなので読んでみたけど奇麗ぶってない普通の話し言葉で載ってるのがとても良かった。／言うならば「私は楽しみました」。これ最高！／面倒くさいと思うことを一つ一つつぶしていって、すべてなくしてしまった人だけが勝者になれるのです。／成功する人って、羞恥心すらも全て忘れて、心の底から「そうなりたい！」って本当に願える人なんだと思う。／「いい年して」って言う人がいるけれど、大体「いい年」っていくつよっ！2013/01/14
