出版社内容情報
トヨタの最高級ブランド・レクサス成功伝説
トヨタが海外へ向けて送り出した高級車『レクサス』。このクルマの登場は、戦後のアメリカ自動車史で最大の事件だというアメリカ人ジャーナリストは少なくありません。全米を驚愕させた、その品質。高級ドイツ車を困惑させ、しばし低空飛行させたブランド力。クルマの持つ魅力から、「おもてなし」の心を盛り込んだディーラーのサービス体制まで、全米で「革命」を起こした『レクサス』の知られざる成功ストーリーを一冊にまとめました。「いいモノを作っても、それだけではダメ」という著者の、これからの時代のモノ作り論。ひとつのクルマ・ブランドから見る、新時代のブランド論でもあります。海外比較文化も学べ、また、ビジネスに関わるすべての人が元気になる一冊です。
内容説明
「いいモノを作っただけで成功する時代は終わった。」これからの時代の成功法則。アメリカ・クルマ史、戦後最大の事件に学ぶ、日本発「世界で勝てる」ブランド作りの秘訣。
目次
第1章 アメリカの消費市場革命
第2章 「ブランド」論
第3章 レクサス「以前」と「以後」
第4章 未来!
著者等紹介
スリーヴァ,ボブ[スリーヴァ,ボブ]
米国・マサチューセッツ生まれ。現在、日本最大級の工業デザイン会社『コボデザイン』のアドバンス・デザイン・ディレクター。日本の製造会社のためのデザインとブランド戦略の専門家。1994年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。芸術と料理もプロ級
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
サービスに要するコスト自体はそれほど大きなものではないかもしれない。しかし、そのサービスによってユーザは大きな感動と満足を得られることもある。特に、期待していないところで与えられたサービスには、高い評価が与えられる。それによりユーザを口コミの発信者とできれば、広告を打つよりも遙かに安く、そして効果的な宣伝になる。2013/11/18
まめタンク
2
2013年158冊目。本書が言いたい事は、つまりレクサス本体の事ではない。レクサスという媒体を使ってブランドの意味を問う本だ。ただ、あまりにも出版から時間が経過し過ぎた。ブランドとは、つまり、お金ではなく経験なのだと著者は言う。この本の解を求めるなら、「レクサスが成功したのは、その車そのものだけではなく、買った価値に見合うもの、それ以上のものを提供する事。アメリカ車が大きさや値引きで客を惹き付けていたのに対して、レクサスはブランドを作った、という事」なのだろう。2013/12/13
1977年から
0
2004年
これおと
0
車に全く興味のない自分が、レクサス欲しいって思うほど。アメリカの歴史をからめた壮大な商品物語。アメリカ人と日本人が手を取り合って生み出した傑作レクサス。1+1=3。郷に入っては郷に従えができるのは一流の証。認められるってのは長い長い年月が必要です。2011/06/06
レンズマン
0
なぜアメリカでレクサスがプレミアムブランドとして認知されたか。それはもちろん 車のできのよさ(圧倒的な静けさ、故障の少なさなど)もあったが、ディーラーのサ ービスの良さが購入者に驚きを与えたから。アメリカには多くのレクサス。ストーリ ーがあるが、それらはディーラーがいかにして特別なサービスを提供して顧客に感動 を与えたか、という話である。日本でレクサスがプレミアムブランドとしてまだまだ 認知されていない(ベンツ、BMWより格下)のはそもそも日本車のできがよくて差が 出せなかったことと一般ディーラーのサービ2009/08/21
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