出版社内容情報
かわいい植物の冬の姿=冬芽を堪能
植物観察は冬が一番楽しい!?
冬の乾燥と寒さから新芽を守る樹木の冬芽。
植物観察家で植物生態写真家の鈴木純さんが
これまでに撮り溜めてきた写真の中から厳選した
ユニークでかわいい冬芽50種と
可憐な芽吹き10種を
優しい語り口で紹介。
まるで顔のように見える葉が落ちた痕とのコンビネーションで、
冬の景色の中に、アフロヘアやマッシュルーム、
リーゼントにしたキャラクタ-たちが登場します。
さらに後半では、
驚くべき冬芽の生存戦略を詳しく解説しています。
植物が好きな人は、冬の植物観察のスタートブックとして、
そうでない人は、癒やしの写真集として楽しめます。
観察にも持って行きやすい新書サイズです。
【編集担当からのおすすめ情報】
冬芽なんてどれも同じでは?と疑いの心で、
ページをめくると、
なんだこのかわいい生物は!と
芽ならぬ目が釘付け。
これはぜひ実物がみたいと思うものもあり
冬がくるのを楽しみにしています。
内容説明
植物観察は冬が一番楽しい!知って納得!見て興奮!冬の植物の生存戦略「冬芽」。ユニークな50の冬芽とかわいい10の芽吹きをじっくり観察!
目次
1章 冬芽ファイル50+芽吹きファイル10(ばんざい近衛兵 サンショウ;今日も決まった!アフロヘア アオギリ;長すぎ烏帽子 オオカメノキ;ぴょっこりロバです ゴンズイ;マッシュルームヘア ネジキ ほか)
2章 冬芽の作戦ファイル(葉っぱ?それとも花?(葉芽、花芽)
あれ?葉芽でも花芽でもないものがあった(混芽)
冬芽の顔の正体は?(葉痕と維管束痕)
何重もの鱗に覆われて(鱗芽その1)
毛むくじゃらの鱗を発見(鱗芽その2) ほか)
著者等紹介
鈴木純[スズキジュン]
植物観察家/植物生態写真家。1986年、東京生まれ。東京農業大学で造園学を学んだのち、青年海外協力隊に参加。中国で2年間砂漠緑化活動に従事する。帰国後、仕事と趣味を通じて日本各地の野生植物を見て回り、2018年にまち専門の植物ガイドとして独立。野山ではなく、都市環境をフィールドにした植物観察会を開催することを生業としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。