失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック

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失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック

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  • サイズ 46判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093115100
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

悪気はなかったでは済まされない時代です

現役新聞記者たちが自省の念を込めて贈る「気づきの書」。
「美しすぎる○○」がダメな理由がわからない。女医、女子アナと無意識に言ってしまう。「女性ならではの気配り」はほめ言葉のつもりだった?「薄着の季節だから痴漢に注意」のどこが問題!?女児の出産祝いになんとなくピンクを選んでしまう・・・。ひとつでも当てはまる人、アウトです。ぜひ本書を一読することをおすすめします。
ジェンダー平等を日本で早く実現したい。それにはまず、メディアが発信する記事から見直さなければならないーーー。この本は、現役の新聞記者たちの強い危機感から生まれたものです。今やSNSや広告、宣伝で誰もが発信者になる時代、ジェンダー表現のリテラシーを高めることは必須。その手引き書的な一冊です。
無意識の偏見と男尊女卑、性別役割分業のすりこみなどジェンダーの視点で改めて見直すとたくさんの問題点がみえてくる。ウエブ記事もしかり。スマホアドバイザー・モバイルプリンスさん、ジャーナリスト浜田敬子さん、弁護士の太田啓子さん、武井由起子さんに聞くインターネットとジェンダー論。性暴力の報道や表現の問題、メディアの現状と取組まで徹底的に追求。



【編集担当からのおすすめ情報】
ジェンダー表現?知ってるし出来てるし。そう思っていました。ちなみに女性です。原稿を読んで、自分がいかに無知だったか、リテラシーが低かったか、思い知らされ、猛省しました。そして今まで無意識に書いてきた、発信してきたことの多さ、罪深さに愕然としました。でもその気づきと反省を経て、”新しいメガネ”を手に入れたような、そんな心持ちになりました。
この新しいメガネをかけて世界を見ると、今まで気がつかなかったいろんなことが見えてきます。当たり前のように繰り返されている小さな表現が、やがて大きな偏見や差別を育てていってしまう悪循環。でも一度それに気づくと、もう平気ではいられない。気づくことで次の世代、新しい世界をつくっていけるなら一刻も早く気づいたほうがいい。そう思います。
全国の新聞記者の皆さんが有志で集まり、自発的に制作したこの本。皆さんの勇気と行動力に敬意を表します。メディア側の人間に限らず、ほぼ全員が何らかの発信者である現代を生きるすべての方に読んでいただきたい一冊です。

内容説明

ジェンダー平等を日本で早く実現したい。それにはまず、メディアが発信する記事から見直さなければならない―。この本は、現役の新聞記者やフリージャーナリストの強い危機感から生まれたものです。今やSNSや広告、宣伝などで誰もが発信者になる時代、ジェンダー表現のリテラシーを高めることは必須。その手引き書的な一冊です。

目次

第1章 ジェンダーの視点で見る表現―事例と改善案(無意識の偏見と男尊女卑;性別役割分業;過剰な性別表示;性の商品化;最近よく聞く「LGBT」)
第2章 ウェブで起きていること―変わる・変える意識とルール(確信犯と無意識の罪;ウェブメディアの表現ガイドライン―アンケート調査より;ネットユーザーが見るジェンダーと表現―モバイルプリンスさんインタビュー;もの言う女性へのオンライン・ハラスメント―太田啓子弁護士×武井由起子弁護士インタビュー;「女」の話はニュースじゃない?表現以前に信念を持て―ジャーナリスト浜田敬子さんインタビュー)
第3章 弱者に寄りそうジェンダー表現―性暴力を伝える現場から(性暴力報道から見る表現;無意識が生む二次被害;偏見を再生産しないために学ぶ―性暴力被害の実態;法制度から見る問題点―海外諸国との比較;取材される側から見た表現)
第4章 失敗から学ぶ人・組織作り―メディアの現状から(アップデートの仕組みを作れ!―「中の人」が語るバイアスを生む現場;「わきまえない」で当事者が動く)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

61
新聞記者、編集者などがニュース記事の見出しや記事の内容及び表現について考察、実態調査、課題をまとめた画期的な一冊だと思う。新聞の見出し、ネットニュースの見出しを比較したり、お悔やみ欄の家父長制引きずり続けてきた記載例など、とてもわかりやすく説得力がある。マスコミ媒体は、言葉の扱い一つでいかようにも読み手を誘導することができる。だから、責任が重大なのだ。その自覚を持って、本書はジェンダーのステレオタイプを脱却しようとしている。タイトルが内容とあまりマッチしていないのが玉にきず。それ以外はとてもよい本。2022/11/10

たまきら

51
新聞労連による表現方法マニュアルです。おおくの人が目にするメディアの代表者だからこそ、表現をつぶさに確認し、少しでも偏見の臭いがするのなら嗅ぎつけてほしいです。そういう自分だって気づかないうちにやらかしているはず。正しさだけでなく、被害者・弱者に寄り添う前向きな表現方法を模索する現場の姿に勇気づけられました。女性記者のさらなる活躍を期待します。読み友さんの感想を読んで。2023/01/28

katoyann

32
ジェンダー平等を志向する社会で注意したいメディアのジェンダー表現について網羅的に言及した本。固定的な性役割の肯定や性的客体として女性を取り上げることの問題等を、CMやニュース報道の事例を通して検討している。例えば、「スク水揚げ」というニュースは、PVを稼ぐために、性的なコンテンツを連想させるように記事のタイトルを付けていることが問題になった。また、トヨタのネットアンケートでは、女性は車の運転が苦手というバイアスを助長するような質問が作られた。性暴力被害への意識の低さも含め、メディアの課題を考えさせられる。2022/10/06

外枠発走

29
近く、職場で人権研修があり、予習のつもりで何となく手に取った。とてもためになる本。今週だけで考えても、二、三回爆弾を踏んだ気がする。簡単なことから少しずつ改善して行こう。それにしても、ジェンダー表現に関しては、日本は情けないほど後進国であると感じた。2023/08/24

香菜子(かなこ・Kanako)

23
失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック。新聞労連ジェンダー表現ガイドブック編集チームの著書。無意識の偏見と男尊女卑をなくすためには無意識の偏見と男尊女卑につながるジェンダー表現をなくすことが必要。無意識の偏見と男尊女卑につながるジェンダー表現はそこらじゅうにあふれている。無意識の偏見と男尊女卑につながるジェンダー表現をしないためには無意識の偏見と男尊女卑につながるジェンダー表現をしないための知識が必要。失敗しないためのジェンダー表現ガイドブックはそのための知識がつまった良書。2022/08/05

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