出版社内容情報
乳幼児のことばからその心が見えてきます。
今井和子先生が代表の子どもとことば研究会30年の集大成本です。
この間、保育者、保護者の方々が就学前の子どものことばに耳を傾け、
書きとめてきました。そこに子どもたちのどんな思いや感情が見えてくるかを探り、語り合ってきました。
子どものことばに耳を傾けることは、子どもの心を知ることです。
本書では乳幼児のことばとそのエピソードを交えながら、昔も今も変わらない子どもの特質=「子ども性」について考えます。また今日の子どもたちのことばをめぐる環境や課題にも迫ります。
【編集担当からのおすすめ情報】
序章では、おもしろい子どものことばを集めました(一例 「おとなの ちょっとまっては ながいよね こどもの ちょっとまっては すぐだけど」)。
本文の中でも「ハッ」としたり、「フム」と感心したりすることばなどがたくさん出てきます。子どもならではの感性で語られたことばに、ぜひ触れてください。
内容説明
子どもとことば研究会30年の集大成。この本では、子どものことばとそのエピソードを交えながら、昔も今も変わらない子どもの特質=「子ども性」と子どもたちのことばをめぐる課題について考えます。
目次
序章 心を豊かにする子どものことば
第1章 昔も今も変わらない子どものことばのおもしろさとその特質
第2章 ことば以前のことば・その重要さ
第3章 社会環境の変化とともに変わっていく子どものことば
第4章 ことばを聞く 記録する
第5章 子ども性とは何か?―乳幼児のことばから子どもの世界を探る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
刹那
7
私も保育士時代はこども達の面白いつぶやきをメモって保育便りに載せたり、自分のこども長男次男のつぶやきをメモっといて、アルバム整理の時に書き込んだりしてたけど、年の離れた末っ子は、つい携帯の動画に頼ってしまう。ずっと見れるわけではない拙い言葉や動作を記憶しておくのは私の頭では無理なので(笑)どんな形でも残しておきたいと思う。そして、子供が大きくなった時、一緒に笑えたらいいなと思う。2017/12/22
Snowflake
1
図書館。子どもの言葉をかきとめておこう、と思った。子どもの発言を流さず、寄り添えていけたらと思う。2022/08/06
伊里子
0
この本の本題は(大人から見たら面白く感じる)子供の言葉を紹介することではなく、子供の言葉を聴き、そして会話することで子供の心の成長を促していくものだということを伝えたいのではと思った。2022/08/15
こけっこ
0
こどもの意味深な発言、おもしろい。2021/10/11
ふら〜
0
子供の素直な言葉を数多く収録。子供には世界はどのように見えているのだろうか、など考えると楽しい。2021/10/02
-
- 洋書
- FEDER




