発達障害の改善と予防―家庭ですべきこと、してはいけないこと

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発達障害の改善と予防―家庭ですべきこと、してはいけないこと

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093108416
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C2077

出版社内容情報

驚くべき、脳機能を改善する理論と実績

脳科学者・澤口俊之の専門は、認知脳科学、霊長類学だ。

エール大学医学部研究員、京都大学霊長類研究所助手、北海道大学医学部研究科教授を経て、

2006年人間性脳科学研究所を開設、発達障害の子供達の脳機能の改善に取り組んできた。

澤口の思いは、熱い。

発達障害は明確な脳機能障害であり、

「改善こそが最も基本的かつ重要なことは明らか」と言う。

「生まれつきなので改善できない」と信じてきた保護者に、

短期間で結果を出してみせる。

澤口は、保護者の申告やいくつかのテストや注意深い観察により、
子供の脳機能を解析し、低くなっている脳機能を上げる方法を伝える。

脳機能解析は、澤口以外では難しいが、
本書では家庭でできることを公開した。

その方法は、驚くほどシンプルだ。

ただし、同じ理屈で、脳機能を下げてしまう働きかけもあることになる。

それが「家庭でしてはいけないこと」だ。

近年、澤口を訪れる子どもの中に、

改善に時間がかかるケースが目立つようになってきた、という。

それは、世界中の論文を読んでも解決できなかった、

日本特有の現象だった。

澤口の提言とは。






【編集担当からのおすすめ情報】
澤口俊之さんの、脳科学者としての真摯な取り組みが、渾身の1冊にまとまりました。

実際に人間性脳科学研究所で脳機能の検査・改善に取り組んだ実例紹介や、保護者インタビューも掲載。澤口さんとの面談の実際も部分的に公開。

現在、世界的に見ても、これほどエビデンスのある、明らかな改善方法はない、と言っても過言ではありません。

発達障害の子どもにかかわるすべての人の必読書です。

はじめに
1章 発達障害の本質と改善
発達障害改善の例
事例1「重度の広汎性発達障害」と診断されたお子さん(5歳半ほど)
事例2「ADHD」と診断されたお子さん(5歳ほど)
事例3「自閉症とADHDの合併症」と診断されたお子さん(5歳半ほど)
事例4「広汎性発達障害」と診断された小学2年生
発達障害は改善できる
発達障害診断をとりまく現状
発達障害は脳の個性
脳機能プロファイルを調べる
発達障害が改善できる理由
改善法の基軸としての「ワーキングメモリ訓練」とその注意点
発達障害のリスク要因はとても多い

2章 簡易版チェック項目と家庭ですべきこと
注意点と予備知識
1 目と目が合わない、笑いかけても笑わない(1歳頃から)
2 視野の一部で物を見る(1歳頃から)
3 言葉が遅い(1歳半頃から)
4 頻繁に首を振る(2歳以降)
5 箸がうまく使えない、迷路がうまく書けない(4歳以降)
6 山なりのキャッチボールがうまくできない(4歳以降)
7 「木と家」や「顔」を描いてみる(4~5歳以降)

3章 澤口式育脳法―「教育相談」の実際
脳機能検査(HQテスト)の実際
HQテストで測定・解析する能力(一部)
Aさんの測定結果(抜粋)
Aさんへのコメント(抜粋)
Aさんへの対策アドバイス(抜粋)
食事とサプリメントについて(抜粋)
日常生活に関して(抜粋)

4章 発達障害を防ぐ重要な12のこと
1 高齢出産を避ける(特に父親)
2 出産後1時間以内に赤ちゃんを抱く
3 妊娠中は喫煙しない、スマホを念のため避ける
4 母乳で半年以上育てる
5 母子の肌接触を頻繁にする
6 お母さんの不安はNG
7 家庭内不和や離婚は悪影響
8 よい食事が重要
補足…制限食について
9 テレビゲームやデジタル機器を避ける
10 英語の早期教育は問題
11 非科学的な幼児教育を避ける
12 フラッシュカードは要注意

5章 発達障害を予防し脳を育成する年齢別育て方
出産直後
0歳 0~12か月
1歳 12~24か月
2歳 24~36か月
3歳 36~48か月
4歳 48~60か月
5歳 60~72か月
6歳 72~84か月
7歳 84~96か月

6章「教育相談」を受けた人の話(編集部による構成)
Bさんの話
Cさんの話

おわりに

内容説明

診断名のついた200名以上の発達障害児の脳機能を解析、普通学級で不自由ないまでに改善させてきた澤口式育脳法。その実際を初公開する。

目次

1章 発達障害の本質と改善(発達障害改善の例;発達障害は改善できる ほか)
2章 簡易版チェック項目と家庭ですべきこと(目と目が合わない、笑いかけても笑わない(1歳頃から)
視野の一部で物を見る(1歳頃から) ほか)
3章 澤口式育脳法―「教育相談」の実際(脳機能検査(HQテスト)の実際
HQテストで測定・解析する能力(一部) ほか)
4章 発達障害を防ぐ重要な12のこと(高齢出産を避ける(特に父親)
出産後1時間以内に赤ちゃんを抱く ほか)
5章 発達障害を予防し脳を育成する年齢別育て方
6章 「教育相談」を受けた人の話

著者等紹介

澤口俊之[サワグチトシユキ]
1959年東京都生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。エール大学医学部研究員、京都大学霊長類研究所助手、北海道大学医学研究科教授を経て、2006年人間性脳科学研究所所長。2011年から武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授兼任。専門は認知脳科学、霊長類学で、前頭連合野(前頭前野)を中心に研究。テレビのバラエティ番組では、科学的コメントを絶妙のタイミングで発言する科学者として人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

178
30年前に出会いたかった本でした。TVでお見かけするちょっと面白い脳科学者・澤口先生。あの話し方で変換しつつ読んだが、説明が長い?多い?かなと感じました。我が子を育てて、普通に愛情を持って接してきても、どうにもな違和感。あの頃『発達障害』なんて言葉は知らなかった。『自閉症』の本を調べて当てはまる、当てはまらない・・不安だったことを思い出されます。アスペルガー症候群と診断されたのは19才・・1才過ぎた子どものいる親がもしも不安になっていたら、この本を一読如何でしょう。2018/09/15

さおり

68
ホンマでっかで見る澤口さんは割と好きなので、読んでみました。福祉の世界は未だに印象で物事を語るところがあるので、エビデンスを示せよっと内心イライラが募ることの多い私も、IQが上がったことを成果と言われまくると、目に見えるものだけで全てわかると思うなよ、と思ってしまう。あと、「澤口にしかできない」と強調してくるのもね。私がみている子の中にも、IQ120オーバーは何人もいるけど、別に私が数値を上げたわけじゃない。っていうか、自分のIQを知らないのに人のIQばかりたくさん知ってるって、考えたら変なもんよね。2016/09/04

Tui

24
発達障害は脳機能障害であるとし、遺伝的要因と環境的要因が相互作用して発症やその軽重が左右されると解説している。そして発達障害を「改善するもの」とも。当事者にとってシビアかつ繊細なテーマにもかかわらず、発達関連の文献には感情的なものやファンタジー的なものが散見されるが、この本は科学の知見に立ち、しっかりとエビデンスをもとに解説をしているところが信頼できると感じる。著者や文体の個性が強めなので抵抗を感じる人もいるかもしれないが、最近とみに増えている気がする発達関連本の中では珍しく違和感を抱かずに読めた本だ。2016/07/06

Imax

22
発達障害って改善や予防ができるの?という疑問に答えてくれる本。本書によると、7歳までは改善することが可能だけど、それ以降はかなり難しいとのこと。キャッチボール、ピアノは改善させるのに有効。療育は時に逆効果。普通級に通わせることこそ重要。早期の英才教育は、発達障害を生む要因の1つになりかねないので注意が必要。発達障害は脳の機能障害なので、脳機能の専門知識が不可欠にも関わらず、現場には知識を持った人がいない。等々、いろいろな説があるのかもしれないが、説得力があり、新しい知識を得ることができたのは収穫だった。2019/05/15

kei

17
ごく軽度の子には良い方法ではないかと感じました。 ただこの「数字カード法」は数回本書に出てきているのに やり方がまったく分からない…(- -;) <発達障害の改善にお勧めな方法(8歳まで有効)> ・ワーキングメモリ(WM)を向上される「数字カード法」を行う ・ピアノ稽古(算盤もOK) ・(6歳以降)TVゲーム ・(文章の)要約 ・(7歳以降)サッカー ・ペットを飼う ・トリプトファンとビタミン6摂取 ・アラキドン酸摂取 ・ビタミンD摂取 ・日光浴 ・お箸を使う2017/10/30

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