出版社内容情報
一日分の野菜摂取で簡単でおいしい健康作り
厚生労働省が国民の健康増進の目標などを定めた「健康日本21」では、野菜を一日350g以上摂取することが推奨されていますが、私達の食生活は野菜不足です。
野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素があり、生活習慣病予防や免疫力アップといった効果が、またトマトのリコピン、にんじんのβ-カロテンなど、植物性の機能性成分ファイトケミカルには、体の中で抗菌、抗炎症、抗酸化作用、免疫力向上などの働きがあります。
本書はわかりやすく1レシピに350g以上の野菜を使用。
管理栄養士・料理研究家のエダジュンが、様々な調理方法で野菜のかさを減らしつつ、飽きずに楽しんで食べられるよう、食材の組み合わせ、味付け、切り方に創意工夫をこらしています。
1章では1つの野菜で3種のおかずレシピを、2章では「免疫力アップ」「貧血予防」など気になる症状や目的別に3つの野菜セットから3種のおかずを、3章では4つの野菜セットで、「和える」「冷凍できるスープ」「あると助かる常備菜」など料理別に2つ以上のおかずを記載。
35種の野菜を使用。62レシピ。
【編集担当からのおすすめ情報】
エダジュンさんは、恵比寿にあるIT会社の社員食堂で3年以上ランチ定食を作っていて、忙しく働く社員の方に、社食のランチだけでもしっかり野菜を食べて欲しいと、これまでに860種以上の献立を考えてきました。
今でこそ、栄養や食事に関する資格は趣味的なものも含めては多々ありますが、管理栄養士は国家資格で、栄養士の上級資格。
日々の健康や免疫力アップが叫ばれる昨今、食と健康のエキスパートでもあるエダジュンさんが、改めて野菜の力に注目してこの本ができました。
この本では、簡単に目標量の野菜が摂取できると同時に、作っていくうちに野菜350gの目安がわかってきます。
350gの野菜=レタスなら1個、にんじんなら2本と、量はかなり多いですが、野菜をよりおいしくたくさん食べるコツをエダジュンさんは教えてくれます。
1品作ったら、夜と翌日の昼とで分けたり、あるいは2品を作って半分ずつを1回の食事で食べたり、もちろん1品を1回の食事で食べるもよし!
同じ野菜をリピートして使えるようレシピ構成をしているので、野菜を余らせないで作れます(食材からひける索引も巻末にあり)。
ぜひ、一日350gのベジおかず生活にチャンレンジしてみてください。
内容説明
野菜不足を解消して、腸内環境を整え免疫力を高める!炒めて、蒸して、生で、スープでもりもり食べられる野菜のおかず62品。1日に野菜350g以上が目標値!
目次
1 1つの野菜で350gがとれるレシピ(大根;ブロッコリー;にんじん ほか)
2 3つの野菜で350gがとれるレシピ―気になる症状や目的別(免疫力アップ パプリカ×ブロッコリー×キャベツ;免疫力アップ かぼちゃ×カリフラワー×パプリカ;エイジングケア れんこん×にんじん×わかめ ほか)
3 4つの野菜で350gがとれるレシピ―料理別(和えるおかず 紫キャベツ×パプリカ×クレソン×玉ねぎ;簡単サラダ 水菜×きゅうり×大根×かいわれ大根;冷凍できるスープ れんこん×セロリ×にんじん×長ねぎ ほか)
著者等紹介
エダジュン[エダジュン]
料理家/管理栄養士。1984年東京都生まれ。株式会社スマイルズでSoup Stock Tokyoの本部業務に携わった後、2013年に独立。パクチーを愛する「パクチーボーイ」として発信するレシピが注目を集める。お手軽アジアごはんや、管理栄養士としての知識に基づいた野菜たっぷりのレシピが人気。IT企業の社員食堂も担当し、日々ヘルシーなランチを提供中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。