出版社内容情報
働き盛りが直面するお金の課題を総ざらい!
消費・働き方・年金・教育費・住宅費・保険・投資・介護・医療費・・・・・・
自分をすり減らしてお金を増やすより、いまの家計を見直して豊かに暮らす、
いちばん新しい「家計の守り方」をギュッと詰め込んだ一冊!
コロナ禍を機に、働き方・価値観の変革を求められています。
「年収約800万円で幸福度はほぼ頭打ちになる」との学説、
「高年収になっても満足度はそれほど上昇しなくなる」という調査結果。
背景にあるのは、維持するための競争によるストレス、自由な時間の減少、お金があればあるほど増す欲望。
しかも政府からは「自助」を求められ、制度面でも恩恵を受けられない。
ならばもう、そこを目指して必死になるのは、やめませんか?
いまの年収でも、これまでの生活を見直し、自衛策を講じるほうが幸せになれる、と本書は提案します。
記者、キャスター、報道番組のチーフプロデューサーとして取材を重ね、
数多くの経済専門家と接し、大学院で研究もする“調査オタク”が
その経験を通じて得た確信を、特に高所得者が陥りやすい落とし穴に着目しながら深ボリ。
働き盛り世代におくる、ウィズコロナ時代の新しい「家計の守り方」決定版。
【編集担当からのおすすめ情報】
◎高所得者は意外と借金が多い
◎公的支援を期待してはいけない
◎「まとめ買い」に走らせるプチ・セレブ感覚
◎ボーナスを頼みの綱にする危うさ
……などの高所得者が陥りやすい罠から、
◎「昇進できない」と「黒字リストラ」
◎「雇用延長」と「役職定年」というまやかし
◎「働かせ方改革」があなたを襲う
◎退職金が期待できない働き盛り
◎年金制度の落とし穴
◎テレワークで生じる「ウインドウズ一〇〇〇」
……などの働き盛り世代を襲う危機、そして
◎変わる大学入試が家計を直撃する
◎高校は二番手校、大学は国立へ!
◎就活にも莫大なお金がかかる
◎コロナ禍の中の住宅ローン返済
◎自宅を購入するのは賢い選択か
……などの、「教育」「住宅」にかかるお金モンダイ、
などなど、40代以降なら頭の痛い指摘がいっぱい!
内容説明
私は、エコノミストでもなければフィナンシャルプランナーでもありませんが、在京ラジオ局に勤めるサラリーマンとして、さまざまな年収帯を経験し、同時に激動の時代も見てきました。報道記者やキャスター、報道ワイド番組のチーフプロデューサーとして取材を重ね、数多くの経済の専門家と接し、大学院で研究もしてきました。それらを通じて得た確信を、特に高所得者が陥りやすい落とし穴に着目しながら、働き盛りのあなたが直面する課題ごとに述べていきたいと考えています。何が起きても生活が維持でき、けっして「老前破綻」などすることがないよう、「こうすれば大丈夫」という自衛策を紹介していきます。
目次
第1章 年収一〇〇〇万円世帯が陥る罠
第2章 働き盛り世代を襲う危機
第3章 「教育」と「住宅」に警戒
第4章 「保険」と「投資」の罠
第5章 「介護」と「医療」の留意点
第6章 安倍&トランプ後遺症下の自己防衛策
著者等紹介
清水克彦[シミズカツヒコ]
政治・教育ジャーナリスト/大妻女子大学非常勤講師。1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士後期課程在学中。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、キャスター、江戸川大学講師、報道ワイド番組チーフプロデューサーなどを歴任。現在は、文化放送で報道デスクやニュース解説を務める傍ら、政治や教育問題、生き方などをテーマに執筆や講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。