出版社内容情報
松野夫妻に学ぶ“ナイスな暮らし”のヒント
荒物とは、ほうきやバケツといった掃除道具、ざるにたわしといった台所用品など、日々の暮らしに役立つ道具です。時代の流れとともに、電化製品やプラスチック製品に取って代わられてしまった荒物を国内外から集め、全国の雑貨店やライフスタイルショップに届けているのが、東京・馬喰町の問屋街にある荒物問屋「暮らしの道具 松野屋」です。
多くは天然素材や金属を材料とし、小さな町工場や職人の工房でほぼ手仕事で作られている荒物は、使い勝手が良く、丈夫で長持ち。使い切った後は土に返る、サステナブルな日用品。弘さん曰く、「ベターでもベストでもなく、ナイス」な道具たち。
そんな道具の魅力を発信し続けている松野夫妻は、毎日の暮らしのなかでも荒物を活用し、松野屋が提案する「便利さよりも、心地よさや環境に配慮した暮らし」、つまり、「ベターでもベストでもなく、ナイスな暮らし」を実践しています。夫妻の日常を通して、多くの人に素敵な暮らしを送るヒントを伝える一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
昭和の暮らしを知る世代には懐かしく、知らない世代には無骨で味があり、新鮮な暮らしの道具として幅広い世代に人気の荒物。その伝道師ともいえる松野夫妻の暮らしは、日々を愉しむ工夫に満ちていて、まるで荒物のように味わい深く、強く、しなやかです。
これまでの生活様式に変化が求められ、身の丈にあった心地よい暮らしの形を模索する人が増えている今だからこそ、たくさんの方に読んでいただきたいです。
内容説明
「暮らしの道具 松野屋」をともに営み、ベターでもベストでもなく、“ナイス”な道具を愛するご夫婦の暮らしには、毎日を機嫌よくすごすヒントがたくさんありました。
目次
第1章 いつもの休日(一日の始まりは神棚と仏壇へのごあいさつから;ほうきの音も軽やかに。家の周りを清めてさっぱりと;歩く、ひとっ風呂、モーニング。休日の朝習慣;休日家事で平日にできないところをカバーする ほか)
第2章 季節のいとなみ(師走;正月;節分;春分 ほか)
第3章 冨久子さんの美しい暮らし(松野家を守ってきた人;冨久子さんの“あたりまえ”)
感想・レビュー
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