出版社内容情報
昔は身近でよく見かけた山野草が、いつの間にか姿を消しています。そんな山野草を種から育てる栽培法を図解で解説。地味だけど心豊かになる、植物との暮らし方を提唱します。
気がつけば、あたりは帰化植物だらけ。昔はどこにでもあった在来の植物が、今や貴重品。カワラナデシコやオキナグサの可憐さを今の子どもたちは、だれも知らない時代を迎えています。在来の山野草を種から育てて、そっとそばの空き地に返してみませんか。種から育て、種を採り、それをだれかと交換して、また種から育てる。在来の山野草を殖やすネットワークをつくってみませんか。 山野草を育てる楽しさと、山野草を殖やすおもしろさを徹底図解で具体的に提案します。
内容説明
山野草を種子から育成させるためのガイドブック。７２種の日本の山野草について収録。各植物は名称と植物分類、分布、自生地、別名のほかに解説、種子の採り方と播き方、育て方、月ごと状態、施肥等を掲載。ほかに栽培の基本、植物の利用法についても解説している。巻末に五十音順の植物名索引を付す。
目次
１ 種子から育てることを楽しむ（なぜ種子から？；種子の基礎知識 ほか）
２ 栽培の基本（用意したい道具；露地植えか鉢植えか ほか）
３ 植物の育て方
４ 植物の楽しみ方（庭で咲かせて楽しむ；山野草を食べる ほか）
５ さあ、種播きしましょう！（風になって種子を広げる；種子をお送りします！ ほか）
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