出版社内容情報
C型肝炎を中心に原因、症状、肝機能検査の種類と検査値の読み方、インターフェロン療法や食事療法など最新の治療法、生活上の注意を解説しながら、誤解の多い肝臓病とはどういう病気かを解明。著者=東京女子医大附属消化器病センター所長・教授
日本人の肝臓病患者は約200万人。そのほとんどの原因が肝炎ウイルスだといわれています。ウイルス性肝炎には、ウイルスの種類によってA型・B型・C型など8種類あり、最近C型肝炎が増えてきています。その他の肝臓病としては、脂肪肝、アルコール性肝炎、中毒性肝炎、肝硬変、肝がん、肝膿瘍、自己免疫性肝炎などがあります。 また、一過性の急性肝炎と、経過が長引く慢性肝炎、急性で非常に重い劇症肝炎があり、健康診断などでGOT値、GTP値が高く、肝臓病ではと不安になる人も多いようです。 本書では、ウイルス性肝炎(とくにC型肝炎)を中心に原因、症状(あまり心配のないものから重症のものまで)、肝機能検査の種類と検査値の読み方、治療法(インターフェロン療法や食事療法などから最新の療法まで)、生活管理などをわかりやすく解説しながら、誤解も多い肝臓病とはどういう病気かを明らかにしていきます。 また、多くは肝硬変から進む肝がん(肝臓がん)の種類、症状、治療法、予後などについてもくわしく解説しています。
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