出版社内容情報
ひじ、ひざ、手首などの痛みは、スポーツ、肥満、老化が大きな原因、放っておくとさらに症状を悪化させます。関節の仕組みから、痛みの種類・原因、最新の治療法、予防法、関節の強化法などを詳しく解説。著者=東京女子医大附属第二病院・整形外科部長・教授
野球肩、ゴルフひじ、テニスひじなど、スポーツ(運動)によるもの、また体重の増加や老化によるものなど、原因はさまざまですが、ひざ、ひじ、手、手首など関節の痛みはつらいものです。 関節の病気には、関節炎、関節周囲炎、変形性関節症、軟骨・靱帯・筋肉の障害、慢性関節リウマチ、腱鞘炎などいろいろなものがあります。これらの病気は、少しくらい痛くても、そのうち治るのではないかと放っておいてひどくなることが多いようです。しかし、ほとんどの場合が、症状を悪化させるものです。 本書は、関節はなぜ痛くなるのか、関節の仕組みとはたらき、関節の痛みベスト10、スポーツと関節の痛みの関係、肥満・老化と関節の痛みの関係、なぜひざに水がたまるのか、関節の病気の起こりやすい性別などの興味深い事柄を盛り込みながら、ひざ、ひじ、手・手首の部位を中心にして、だれにでも起こる関節の痛みの種類と原因、最新の治療法、予防法、関節の強化法などをくわしく解説しています。早期治療のためのわかりやすい本です。
内容説明
ひざ、ひじ、手首などの痛み―どんな病気かの判断と最新の治療法、予防法を解説。
目次
1 関節の痛みはなぜおこる(関節は、どんな形をしているか;関節の病気と骨粗鬆症との違い ほか)
2 だれでも経験するひざの痛み(人間の宿命、ひざの痛みの種類と原因;ひざの関節のしくみと動き方 ほか)
3 主婦にもおこるひじの痛み
4 手と手首の痛み(手と手首の構造と機能・障害;関節がこわばる慢性関節リウマチ)