出版社内容情報
定期健康診断や人間ドック、病院の一次検査などで異常が疑われたときに行われる、二次検査、精密検査。その方法や受け方、検査結果の見方と対処法について、イラストや画像写真を多用して、詳しく、わかりやすく解説した安心の一冊。
定期検診や人間ドックなどの受診の後で、「異常が出ましたので、後日、再検査してください」といわれたときは、不安なものです。次の検査では、どんなことが行われるのか、検査前日や後日にはどんな注意が必要なのか、その検査に要する時間はどのくらいなのか、痛みや恥ずかしさを伴うものなのかなど、数え上げればきりがありません。確かに、事前に医師や看護婦さんから簡単な説明はあるものの、短時間の診療時間内では十分に聞くことはむずかしいものです。本書は、血液検査や尿検査から最新の画像診断まで、検査の目的や重要性、検査方法、検査時の注意点について、疑問や不安に答えるため、臨床の第一線で活躍されている各科の専門医が、やさしく、詳しく解説したものです。最近では、患者さんにできるだけ負担をかけない検査法が工夫されていますので、本書によって不安を解消し、安心して受診していただければ幸いです。
内容説明
「再検査」「精密検査」を告げられたときの疑問や不安に詳しく答えます。各診療科の専門医が教える、検査結果の見方と対処法。
目次
第1章 二次検査・精密検査の予備知識
第2章 一次検査の異常値の意味と対策(検体検査;内診;生理学的検査 ほか)
第3章 二次検査・精密検査の結果の見方と注意(各科に共通の検体検査、画像診断;脳・脊髄・神経の病気の検査;循環器の病気の検査 ほか)