出版社内容情報
少年とゴリラの信じられないような絆を描く
舞台は、第二次世界大戦下のイギリス、ロンドン。
戦火がひどくなる中、動物園には年老いたゴリラが取り残されていた。父親が戦争に行き、知人の女性に預けられたひとりぼっちの少年ジョゼフ。それぞれの孤独の中、ゴリラと少年は心を通わせるようになる。
人間であることの意味を描いた話題作品。
【編集担当からのおすすめ情報】
チルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤー受賞作品。
衝撃のラストは、読者の胸に焼きついて消えないでしょう。
戦争をテーマに描いてきた児童文学者マイケル・モーパーゴの次を担うと期待されているイギリスの作家です。
内容説明
舞台は第二次世界大戦下のイギリス、ロンドン。動物園に残されたゴリラと怒れる少年ジョーゼフ。それぞれの孤独の中、ゴリラと少年は心を通じ合わせるようになる。―この世界で人間であることの意味を描いたすばらしい物語。チルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤー受賞。
著者等紹介
アール,フィル[アール,フィル] [Earle,Phil]
イギリスの児童文学作家。子どものころは小説よりも、もっぱら漫画やグラフィックノベルを好んで読んでいたが、書店で働くようになって児童文学の素晴らしさに目覚める。それが大きな転機となって若い人々にむけて作品を書くようになり、デビュー作の本作で、その年のイギリスで最も素晴らしい作家と作品に贈られる2022年ブリティッシュ・ブック・アワードを受賞し、同年のカーネギー賞ショートリストにも選ばれた。現在はウエスト・ヨークシャーの山の上に暮らす
杉田七重[スギタナナエ]
英米文学翻訳家。小学校の教師を務めたのち、英米の児童文学やヤングアダルト小説を中心に幅広い分野で翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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奏
くるり(なかむらくりこ)
Mipo
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sayaka