ガリバーのむすこ

個数:
電子版価格
¥1,485
  • 電子版あり

ガリバーのむすこ

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月04日 04時27分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092906464
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

難民少年が見つけた幸せとは?

もうだめだ。
刻一刻とボートは海に沈んでいく。
ひとり、またひとりと、ボートから海に投げ出されて、
まもなく自分の番が来る。

―――海に投げ出された難民少年オマールが、目をさましてみると
そこは、ガリバーが流れついた小人の国リリパット国でした。

リリパット国の住人は、少年をガリバーの息子と思い歓待します。時間が経つにつれ、少年オマールはリリパット国で、友情をはぐくみます。
一方で、オマールは、離ればなれになってしまった家族が恋しく、毎晩、夜空に浮かぶ星を見ながら、お母さんに話しかけていました。

少年オマールは、このままリリパット国で、平和に暮らすことができるのでしょうか?
お母さんとは再会できるのでしょうか・・・。



【編集担当からのおすすめ情報】
戦争を描いてきたモーパーゴの新作。
今回も、難民問題や、平和についてが、物語の根底にテーマとして流れています。
しかし、「少年が流れ付いた島は小人の国リリパットだった」という設定で、ユーモラスかつユニークに描かれた冒険物語です。

内容説明

もうだめだ。刻一刻とボートは海に沈んでいく。ひとり、またひとりと、ボートから海に投げ出されて、まもなく自分の番が来る。―海に投げ出された難民少年オマールが、目をさましてみるとそこは、ガリバーが流れついた小人の国リリパット国だった。とにかく、ぼくは生きている!

著者等紹介

モーパーゴ,マイケル[モーパーゴ,マイケル] [Morpurgo,Michael]
1943年にイギリスのハートフォード州に生まれる。小学校の教師をしながら物語を書きはじめ、ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など数々の賞を受けてイギリスの児童文学界を代表する作家となった

杉田七重[スギタナナエ]
1963年東京都に生まれる。小学校の教師を経たのちに翻訳の世界に入り、英米の児童文学やヤングアダルト小説を中心に幅広い分野の作品を訳す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

79
児童書。新ガリバー旅行記。アフガニスタンに住む少年オマールは戦争に巻き込まれ、難民としてイギリスを目指すボートに乗り込む。船が難破し、小人の国「リリパット国」に流れ着いたオマールは、ガリバーの息子アウザットと呼ばれる。300年前にガリバーが伝えたという英語を習い、平和で友好的なリリパットでアウザットはたくさんのことを学ぶ。過去の戦争や、リリパットの対岸にあるブレフスキュ国の問題を聞きアウザットは自分の役割を知る▽“べつべつの世界のように思えるかもしれないけれど、そうじゃない。みんな同じ世界に生きている”2023/03/12

とよぽん

60
マイケル・モーパーゴの新境地を見た思いがした。『ガリバー旅行記』を下敷きにして、現代のグローバル化した社会問題(難民、紛争、独裁など)を克服しようとする少年たち。ガリバーのむすことは、よく思いついたものだ。小中学生に読んでほしい冒険譚でもある。2023/02/25

小太郎

29
あの「戦火の馬」のマイケル・モーパーゴなので読んでみました。アフガニスタン難民の少年が主人公。叔父のいるイギリスへ向かう途中でボートのお金が払えず母と生き別れになってしまいます。途中で嵐に遭い流れ着いた島は、なんと小人の島でした。ガリバー旅行記をモチーフにして、戦争という問題を現代的な寓話として子供向けに書いてあるのは分かるんだけど今一つしっくりこないのは、若干説教臭いのと全てが予定調和的に上手く行き過ぎるところ。子供向けだからしょうがないとは逃げて欲しくないと感じました。★22023/03/04

ヒラP@ehon.gohon

29
遭難して海に投げ出された難民の少年が、小人の国に漂着して、ガリバーの息子と呼ばれるようになりました。 現代社会の中で、ガリバー旅行記を描こうとしていますが、パロディではなく、リメイクでもなく、少年を主人公としたエンタメの面白い作品だと思いました。 物語中に出てくる「ガリバー旅行記」の、2つの国の対立の発端には違和感があるのですが、戦争の火種は瑣末なことでしかないという、モーパーゴなりの平和志向から来ているのでしょうか。 今起きている戦争に対する痛烈なアイロニーとして受取りました。 2023/02/14

joyjoy

17
アフガニスタンからの難民少年オマール。彼の冒険譚を楽しみつつ、戦争とは、平和とは、と考えさせられる。「思いやりと理解こそが成功への道。…どんな皇帝にも王にも政府にも、自分のかわりに考えるのをまかせてはならない。…自分がどんな人間になりたいかは自分で決めること。自由や権利を手ばなしてはならない」といった言葉に、ハッとさせられる。そうだね、平和はみなで努力してつくり出すもの。「ガリバー旅行記」も読み直したくなった。モーパーゴは私の母と同じ歳!これからもまだまだ彼の作品を楽しみたい。2023/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20434236
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品