出版社内容情報
名作ばかりを集めた読むバレエ物語12選
ホロ箔があしらわれたキラキラのカバーと、ステンドグラスのような美しい挿絵が、ときめくバレエの世界へいざないます。
物語は、まるでバレエの舞台を見ているかのような心地になる描写でつづられ、各ストーリーの簡単なバレエ解説もついています。
【編集担当からのおすすめ情報】
バレリーナが演じる登場人物達が目に浮かぶような挿絵と文章表現に、うっとりとした気持ちになります。バレエをやっている子ども達だけでなく、バレエの世界にあこがれる読者にもぴったりの作品集です。
内容説明
うっとりするような美しい絵とともに贈る、読む名作バレエ12選。「シンデレラ」「白鳥の湖」「ねむれる森の美女」「ドン・キホーテ」「コッペリア」「くるみわり人形」「火の鳥」「ジゼル」「オンディーヌ」「ラ・シルフィード」「リーズの結婚」「ロミオとジュリエット」心ときめくバレエの魔法の世界へ、あなたをごしょうたいします。小学3年生から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
83
「シンデレラ」「白鳥の湖」「ねむれる森の美女」「ドン・キホーテ」「コッペリア」「くるみわり人形」「火の鳥」「ジゼル」「オンディーヌ」「ラ・シルフィード」「リーズの結婚」「ロミオとジュリエット」の12話がイラスト入りで載っている。精霊だったり王子様と結婚する終わり方が多いが、映画好きとしては白鳥の湖といえば「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンだな。小学生くらいから読めそう。www.usborne.com/quicklinks で題名をリンクさせると動画がたくさん見られるのでおすすめです。2021/08/06
陽子
23
児童書だが影絵風の挿絵がふんだん。こんなにたくさんあるバレエの演目を、物語として通し読みできるのは楽しい。タイトルを知っていても途中描写やラストが違っていたりなどの発見もあり。クラシック組曲音楽として有名なものはその場面と音楽が結びついた。魔法や妖精。夢のような世界がある反面、オペラの主題でよく出てくる三角関係の愛憎劇もあり。ストレートで情熱的なのは西洋ならではかも。アンデルセンやグリム童話の世界観がバレエという視覚として美しい動きと音楽を得る夢の世界。どんな風になるのか観てみたいなと思わせる一冊。2020/02/23
うずら
11
今度リーズのバリエーションを踊るにあたってのお勉強。2024/06/24
頼ちゃん
8
挿絵、装丁がとっても素敵でキレイ。バレエって見に行ったことないんですが、見てみたくなりました。2020/01/19
渡辺(読書/散歩)
6
バレエで上演される12本の有名な物語を大まかに知ることができます。従来の話と展開が少し違っていたり、やたらとダンスシーンが多いのは、おそらくバレエ演目のストーリーとして書かれているから。原作 ⇒ バレエ演目化 ⇒ 物語化と、逆輸入の過程を辿っています。読み物として楽しむことはもちろん、原作と読み比べて違いを探したり、バレエを見る前にストーリーを予習したり、興味関心の幅を広げられます。表紙、装丁、フルカラーのイラストがとにかく美麗。しおりのヒモが『リーズの結婚』を意識したピンクリボンになっていてお洒落です。2021/12/21